虫、虫、虫・・
最近また我が家に虫が攻めてきました。
蚊はいつものことですが、問題は蟻です。一年ほど前にも悩まされたかなり小さい小さいありんこどもです。
去年もある日わさわさと部屋のなかでアリが大きな顔をして歩いており、散々嫁に騒がれたあげく駆除業者がきて対処する事態にまでいきました。
ゲジゲジやゴキなどもよく出ていたこともあり、部屋に空いていた隙間と言う隙間をすべて埋めてもらいました。
それでなんとか出なくなっておさまったのですが、一年を経て今回雨のあとにまたわいてきてました。
私は現場を見てないのですが、ぽんたさんから泣きの連絡がきました。
壁を伝いキッチンの砂糖の入っている箱に入りこみ黒くなっていたとのこと。
よりによって不在の時を狙いやつらは攻めてきたのです。
なめられたもんです・・
ぽんたさんは電話口でもう我慢できないとのことですぐに業者へ連絡。
次の日にすぐ対策をしてくれたものの、一度直していたこともありショックは大きかった様子。
私もイライラしながら帰ってきて、外側をチェック。
薬がまかれていてやつらはすでにいない・・
と思われました。
と、ちょっとした庭に置いてあったピアノの敷板が気になりめくってみる。
おわおーーーー
ものすごい数のアリ、アリ、アリ
卵らしきもの持ってるのもいて鳥肌が・・
これが発生源だったのか。
この敷板。以前不要になったお宅から引き取りそのまま庭に放置していたのです。おがくずでできていていかにも虫の住処にはよさそう。
私、虫は別に嫌いでもないし格別恨みはありません。
ただ害虫と呼ばれる蚊をはじめとした人に危害を加える虫は大嫌いです。生物の頂点の存在である人間を食って生きるとはすごい連中です。甘く見ていては人間が滅ぼされます。
そして今回ぽんたさんに見つかったと言うのが運のつき。異常なほどの虫嫌いであり、完全に駆除しなければ私がやられる勢いです。
命を絶つのはしのびない・・ まことにしのびないのですが・・
焼き払えーーーーっっ!!
チュどーん
死の粉をまいて滅ぼしました。
この時期はいたるところで虫害があり大変です。
今週初めにお伺いしたお宅でもなんとたった一年でピアノ内部の部品がねずみに食い荒らされていました。
調律しようとしたらマフラーのフェルトがボロボロなんです。そしてタッチがおかしいとのことで鍵盤をめくったら大量のふんとフェルトのかたまり。そしてあるはずのパンチングフェルトがない・・
放置していたピアノならまだしも、定期に調律をしていたピアノでさえもやられてしまうのです。

無残な残骸・・
これには驚きました・・ 幸いまだ被害は最小限に抑えられ、肝心のハンマーなどはほとんど被害がなかったため全治一週間で済みました。
ねずみが家のなかにいて2匹とらえたらしいのですが、防虫剤を大量にぶちこんだのは言うまでもありません。
そして今週は別のお宅の放置されていたピアノからも開けたら虫害が発覚し、まさに虫との闘いでした。
修理見積もりの際はそれほどの被害でもないだろうとたかをくくっていたのですが、いざ修理となったときにあとから出るわ出るわの被害の数々。
クロスやフェルト類のほぼすべて全滅でした。
小さな虫でフェルトを食べるのがいるのですが、もう食べて食べて食べつくされていました。
やりたい放題です。

中央に写茶色のがフェルト食べる虫。名前は不明。

食われたフロントパンチングフェルト


処置後、全て交換。

バランスパンチングフェルトも・・

左が食われたもの、右が新品。



こちらも全て交換です。

ハンマーもやられていました。泣

削って処置。

ダンパーフェルトも穴開けられ・・


なんとバットクッションフェルトまで。しかしながらこれが一番おいしそうです。

すっかすかで全交換

鍵盤のクロスもバランス、フロント全滅。
部品お持ち帰りで毎夜内職の日々です。本日もこの日記を書き終えたらこれから修理なのです。

湿気の影響も受けて間接部分の動きが悪く、こちらのセンターピンと呼ばれるものも全て交換。

ピアノの最大の敵湿気、そして虫。
これらとの闘いの日々は続く・・

♪------------------------------
ピアノ調律は
サラピアノチューニングオフィス
www.sarapiano.com
-------------------------------♪
蚊はいつものことですが、問題は蟻です。一年ほど前にも悩まされたかなり小さい小さいありんこどもです。
去年もある日わさわさと部屋のなかでアリが大きな顔をして歩いており、散々嫁に騒がれたあげく駆除業者がきて対処する事態にまでいきました。
ゲジゲジやゴキなどもよく出ていたこともあり、部屋に空いていた隙間と言う隙間をすべて埋めてもらいました。
それでなんとか出なくなっておさまったのですが、一年を経て今回雨のあとにまたわいてきてました。
私は現場を見てないのですが、ぽんたさんから泣きの連絡がきました。
壁を伝いキッチンの砂糖の入っている箱に入りこみ黒くなっていたとのこと。
よりによって不在の時を狙いやつらは攻めてきたのです。
なめられたもんです・・
ぽんたさんは電話口でもう我慢できないとのことですぐに業者へ連絡。
次の日にすぐ対策をしてくれたものの、一度直していたこともありショックは大きかった様子。
私もイライラしながら帰ってきて、外側をチェック。
薬がまかれていてやつらはすでにいない・・
と思われました。
と、ちょっとした庭に置いてあったピアノの敷板が気になりめくってみる。
おわおーーーー
ものすごい数のアリ、アリ、アリ
卵らしきもの持ってるのもいて鳥肌が・・
これが発生源だったのか。
この敷板。以前不要になったお宅から引き取りそのまま庭に放置していたのです。おがくずでできていていかにも虫の住処にはよさそう。
私、虫は別に嫌いでもないし格別恨みはありません。
ただ害虫と呼ばれる蚊をはじめとした人に危害を加える虫は大嫌いです。生物の頂点の存在である人間を食って生きるとはすごい連中です。甘く見ていては人間が滅ぼされます。
そして今回ぽんたさんに見つかったと言うのが運のつき。異常なほどの虫嫌いであり、完全に駆除しなければ私がやられる勢いです。
命を絶つのはしのびない・・ まことにしのびないのですが・・
焼き払えーーーーっっ!!
チュどーん
死の粉をまいて滅ぼしました。
この時期はいたるところで虫害があり大変です。
今週初めにお伺いしたお宅でもなんとたった一年でピアノ内部の部品がねずみに食い荒らされていました。
調律しようとしたらマフラーのフェルトがボロボロなんです。そしてタッチがおかしいとのことで鍵盤をめくったら大量のふんとフェルトのかたまり。そしてあるはずのパンチングフェルトがない・・
放置していたピアノならまだしも、定期に調律をしていたピアノでさえもやられてしまうのです。

無残な残骸・・
これには驚きました・・ 幸いまだ被害は最小限に抑えられ、肝心のハンマーなどはほとんど被害がなかったため全治一週間で済みました。
ねずみが家のなかにいて2匹とらえたらしいのですが、防虫剤を大量にぶちこんだのは言うまでもありません。
そして今週は別のお宅の放置されていたピアノからも開けたら虫害が発覚し、まさに虫との闘いでした。
修理見積もりの際はそれほどの被害でもないだろうとたかをくくっていたのですが、いざ修理となったときにあとから出るわ出るわの被害の数々。
クロスやフェルト類のほぼすべて全滅でした。
小さな虫でフェルトを食べるのがいるのですが、もう食べて食べて食べつくされていました。
やりたい放題です。

中央に写茶色のがフェルト食べる虫。名前は不明。

食われたフロントパンチングフェルト


処置後、全て交換。

バランスパンチングフェルトも・・

左が食われたもの、右が新品。



こちらも全て交換です。

ハンマーもやられていました。泣

削って処置。

ダンパーフェルトも穴開けられ・・


なんとバットクッションフェルトまで。しかしながらこれが一番おいしそうです。

すっかすかで全交換

鍵盤のクロスもバランス、フロント全滅。
部品お持ち帰りで毎夜内職の日々です。本日もこの日記を書き終えたらこれから修理なのです。

湿気の影響も受けて間接部分の動きが悪く、こちらのセンターピンと呼ばれるものも全て交換。

ピアノの最大の敵湿気、そして虫。
これらとの闘いの日々は続く・・

♪------------------------------
ピアノ調律は
サラピアノチューニングオフィス
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- 2010.06.19 (土) 11:34
- URL
- しんちろ
- [ edit ]
- 2010.06.19 (土) 14:17
- URL
- jun
- [ edit ]
Re: 虫、虫、虫・・
虫といえば、台所がお好きな例の虫(少年?)がおり、新聞紙で戦いを挑んだところ、感ずかれ、モースピードで私の足の指をかすめ(足がサワサワと感じた)、逃げられました。(--〆)
Re: Re: 虫、虫、虫・・
しんちろさん、虫そんなに嫌いではないですが、さすがに先週は寒気がすさまじかったです!しんちろさんが見たら卒倒!?
中枢は隣の畑にありそうなのです・・ しかし壊滅状態ではあるのでとうぶんは攻めてこれないでしょう。
蟲・・ よく漢字出ましたね!
Re: Re: 虫、虫、虫・・
junさん、例の虫の知能の高さには驚くべくです。こちらが気づかないふりをしておかないと全力で逃げられます。 あの知的生命体にそのうち征服されそうです。足をかすめるなんて、考えたくない・・。 共に闘い続けましょう!
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プロフィール
Author:Masayuki Saraie
SARA PIANO
珈琲とピアノと猫をこよなく愛する
ピアノ調律師 更家雅之
楽器が求め、演奏者が求めるベストな状態へ
音の職人、更家雅之の日記や想い
ピアノや音楽、日常を通して出会う人たちとの 交流から日々考えさせられ思ったことを、日記を中心に更新中。
音楽はどんなジャンルでも大好きで聴くこと演奏することが趣味
音楽と歩んできた人生、辛い時、楽しい時、そばにはいつも音楽がありました。音楽によって救われた時期も。
そしてピアノを弾くと心が落ち着きます。
近年、調律や音楽が心に及ぼす影響を研究中。
音楽は心の世界への扉 、そして心そのもの。
ピアノ、音楽を通してこの時代に”心豊かに生きる”を実践しています。
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