FC2ブログ

Facebook Page

スポンサードリンク

Homeピアノ調律>コンサートチューナー

コンサートチューナー

2009.08.30 Sun

前日は朝イチで名古屋へ向かいホール入り。

若手女性演奏家による華やかなクラシックコンサート。


会場に入り少し待っているとピアノが舞台に出てきました。

YAMAHA-CFⅢS。

この中川文化小劇場へは何度も足を運んでこのピアノの音は聴いてるけど調律するのは初めて。

台帳見ると知ってる先輩や後輩の名前がちらほら、と言うよりほとんど知ってる。

狭い業界なのでコンサートチューナークラスになるとお馴染みな人ばかり。


コンサートチューナーと言う名称は資格があるわけでもなく一般的にコンサートの調律を担当する調律師のことを指しますが定義があるわけでもありません。

資格がないと言うと厳密には語弊があり、大手のメーカーでは試験を実施しそのような資格を作っているところもあります。

資格がないとホールに入れないかと言うとそうでもないですが、普通に技術者を何年もやっていればそのような試験を受けることになります。

それでもそこは入口にすぎず実際にコンサートの調律をしている人となるとかなり数が限られてきます。


では実際にそのようなコンサートの調律をしている調律師は日本にどれくらいいるのでしょう?


東海地方で私のようにたまにコンサート調律をするような人間も含めると50人は、東海3県ならもっといるでしょうか。


毎日のようにコンサート調律をするようなかたも存在しますが10人に満たない状況です。

そのような人のことをまさにコンサートチューナーと呼ぶのでしょう。

この地方ではコンサート調律専門の会社と言うか、技術集団が存在します。
ですがその実態は実はあまり知られていません。


芸術劇場や白川ホールなどは彼らしか立ち入ることが許されていない、いわば聖域です。

調律させてもらえないのです。

こないだも毎年担当させていただいているコーラス連盟の会長さんからTELがあり、今年は40周年記念コンサートで芸術劇場でやるのですがあそこはホール専属のかたでないとダメなんですってね…。と

演奏者に選択権なしです。

そこにはスタインウェイやヤマハ、カワイなどディーラーの力も及ばないのです。

それではいかんと最近では少しずつ状況は変わってきてるとは思いますが…


よく主要ホールでコンサートの休憩の間調律してるあのかたたち、各々凄まじい腕の持ち主。

一度電気文化会館で身近で調律を聴く機会あり少しでしたがその技術、体感できました。

しかしそのかたたちが調律師として万能と言うわけではなく、例えば工房関係では違った意味で凄い腕を持った人もいるし調律師としての形も様々です。

僕がいた工房の大先輩で低音弦巻かせたら日本一、いや世界一のかたが長久手にいます。

業界では有名人ですが当時から工房に行くとオーバーホール待ちのピアノが倉庫のいたるところに山積み。

一年先まで仕事あると言ってられましたが、お話聞いてるとそのこだわりたるや半端ではなかったです。


コンサートチューナーや工房持ったりそのあたりまで行けば業界では安泰です。
でもそこまでいってもあぐらをかかず努力することで維持できるんですよね。


私?

私は現場で生の声聞きながら泥臭くやってる感じです。

室井さんよりは青島デカです。

事件は会議室で起きてるんじゃない、現場で起きてるんだ!

美化し過ぎ?!


なんにしても名古屋や東京、大阪など都市ではそのような調律師の人数配分になっていて、全体からするとコンサートチューナーと呼ばれる人はほんの一握りの人間です…



舞台に配置されたコンサートグランドピアノは調律しやすい素直なピアノで順調に終えれた。

リハーサルが始まり客席から音をチェック。

いいんじゃない。


後半、先生のリスト、そして最後のかたはラフマニノフと続いた。


やばいくらい音鳴ってる。
これでもかと言うくらいぶっ叩かれ楽器全体が鳴ってる感じ。

倍音出まくり。


これはスタインウェイじゃないか?!

いやいや、演奏者が素晴らしいんです♪


と思いながらリハ後、微調整のために再びピアノに向かったら…

勉強になります。

いやまだまだお勉強が足りません、私。


開場ギリギリまで気になる箇所を再調整してベストな状態へ。


本番になりお客さんが入った状態での音の聴こえかたを確認。

いろんな楽器による生演奏楽しめ満足。

若手女性演奏家のみなさんによるクラシック演奏は華やかなステージでした♪



人気ブログランキングへ
♪------------------------------

ピアノ調律

サラピアノチューニングオフィス

www.sarapiano.com
-------------------------------♪


スポンサーサイト



コメント

*No title

きめらさん、コメント2つあったのでひとつ消そうと思ったらなぜか2つとも消えてしまいました。すいません!

いい音色の演奏を聴くことが感性を高める意味で一番大事なことだとクラシックの師匠から教えれました。いい音色を作るにはそのイメージがないと難しいと思うのでまさにそのとおりだと思います♪

これからもしっかり勉強していきますので、グランドピアノが近づいたときは選定からアドバイスいたしますよ(^^)

そして調律でお部屋に合う更にいい音にしますね!!

コメント投稿

Private

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://sarapiano.blog112.fc2.com/tb.php/574-4e8d885e
この記事にトラックバックする(FC2ユーザー)