FC2ブログ

Facebook Page

スポンサードリンク

Home演奏会・コンサート>アンドレイ・ガヴリーロフ ピアノリサイタル

アンドレイ・ガヴリーロフ ピアノリサイタル

2019.07.07 Sun

アンドレイ・ガヴリーロフ、ピアノリサイタル
宗次ホールにて聴いてきました。
なかなか言葉にするのが難しいほどの衝撃でした。
前から事あるごとにガヴリーロフさんと親交のある大野眞嗣先生より氏のロシアピアニズムについてお聞きしていたのですが、それが一夜にして理解できました。
日本でのリサイタルが20年ぶりとの事でもちろん生で聴いた事はなく、ずいぶん前にN響とコンチェルトを弾いていた映像が頭に残ってはいるものの演奏に触れる機会がありませんでした。
その時はロシアピアニズムを知る前でずいぶん変わった弾きかたをするピアニストだなぁというくらいでしたが…
宗次ホールでここまで多彩な音を聴かせる事ができるのかと思うのと同時にこれが白川や芸文だったら更にとんでもない事になっていたかもしれないと想像。
東京や大阪でのリサイタルが好評だった事が情報としてあったので期待通りでしたが、今回は2階で聴かないで良かったのかなと思いました。
特に指定しなかったので1階席になったのですが、2階ではいつも聴いていて丁度良いのが今回はホールの性能を超えて響き過ぎてしまっていたもしれない。
これこそピアニスト、まさにホンモノが聴けたと感じました。芸術とはこういうものだという瞬間に立ち会えたと思います。
それにしてもピアノが真に鳴りまくっていて、ビリビリ雑音がしてどこかが鳴ってました。気になってしょうがなかったのですがそれも覆い隠すくらいの音が出て途中からどうでもよくなりました。
ピアノが壊れるんじゃないかと思いましたが(実際に以前ハンマーが折れたらしい)、叩きつけているわけではないのでピアノ本体へのダメージはそこまでないのではと思います。
アンコールのショパンノクターン、鍵盤の底の浅いところを狙って出すあの音色をキープし続けるのはやはり圧巻でした。
大役を果たした調律のコンサートサービス光田氏にもブラヴォーです。
気付いたらガヴリーロフさんの世界観にすっかり引き込まれ、個性的でありながらも作品を壊さずリズムが変則ながらもそれを感じさせず実に自然で、それでいて自由に内面から出るその感性と作品とが融合した世界、そしてそのお人柄が伝わる演奏でした。
とてもチャーミングながらピアノへ向かったときの時に鬼気迫る表情との対比がまさに様々な表情を音で表現することに繋がっていると感じました。
ピアノ仲間もみえていて、関東や関西、もっと遠くから見えていたかたもみえて、ここ名古屋にガヴリーロフさんがきてくれた事は望外の喜び。
CD即完売で焦りましたが、ピアノ仲間の計らいでなんとかサイン会までこぎつけ大野先生のお名前を出しご挨拶したら喜んでられました!


スポンサーサイト



コメント

コメント投稿

Private

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://sarapiano.blog112.fc2.com/tb.php/2886-eab34e05
この記事にトラックバックする(FC2ユーザー)