中津川 Victor ピアノ調整 08/10月10日の日記
朝から魚さんと待ち合わせのため名古屋方面へ。
10日は以前は体育の日だったけれど、自分にとっては本日はピアノの日?
修理&調整&調律が控えているので気合入れて向かった。
昨日帰国したとは思えないぐらい体は軽く体調いい。
早く着きすぎたためガストにてお茶しながら携帯でmixiをチェック。
みなの日記がたまっていて少しずつ読んでいった。
まもなく魚さんからうみそらサロンにいると連絡あり、向かうことに。
着いたらグランドピアノで練習されていた。 soraさんとともちゃんにお帰りと出迎えてもらえ日焼け顔を見せた。 無事でなによりと、言ってもらえ嬉しかった。
魚さんが京都で買ってきたと言う黒い八橋をおいしい珈琲でいただき、落ち着いたところで一路中津川へ。
車中楽しいお話をしながら春日井インターから高速へ乗りコペンで快調に恵那まで行った。
恵那にておいしいラーメン屋さんを教えてもらえ、中華そばをいただいた。
透きとおるような汁がたまらなく、普通のラーメンの豚肉が分厚く多く大満足だった。チャーシューメン頼んだら肉がどれぐらいのってるんだろう?!
名古屋では味わえない味
あきん亭 おすすめです。
腹を満たしたところで中津川の魚さん実家へ。
中津川は、こういうところに住みたいなと思わせる日本のよき風景が残るところだった。
人工的な自然じゃない素朴な自然。空気もきれいで健康的な心も広い人間になれそうです。

おうちに入りネコちゃんにごあいさつ。
恥ずかしがり屋のようでまともに顔合わせてもらえず・・
少し大きいけど均整のとれた体で品のあるかわいい子でした。模様も良くてグッドです。
不思議とくしゃみが出ず。 猫アレルギーではないのかな?

ピアノは”Victor”。
そうあの日本ビクター株式会社製造のピアノです。
日本ビクター楽器事業は1958年に電子オルガンを発表し楽器事業に参入し、1991年までに楽器事業から撤退しているため現在では製造されていません。
V-32型のアップライトですが中のフレームにはあの有名なビクターのマークがあります。
オーディオ事業の大手が作っていたピアノということでイメージはいいです。現在製造もされていないことだし直して使えるならと言うことで今回依頼おいただきました。



工房修行時代に毎日入れ替わりに数多くのピアノを見てきましたが、このVictorは2、3台見た程度です。ほったらかしで傷んでいるものもあり苦労して調整した覚えもあります。
今回は音が思ったよりも下がっておらず安心しましたが、アクションがひどい状態。
調律はやっても中のタッチ等のことはこういう修理のときでしかなかなかできずと言うことで気合入れてかかりました。
弦に錆などもきているので全て交換したり、他の部品も交換するような大手術いわゆるオーバーホールを行ってもいいいのですが、修理工房に運びいれ部品代等を考えるとかなりの金額になってしまします。それでも完璧に修理して使っていきたいと言うのならいいですが、とりあえず現状である程度普通に弾けるようにしたいと言うのであれば今回のような修理でもいい状態に近づけていくことはできます。
部品が明らかに破損していて演奏に支障をきたしていると言う場合はどうしようもないですが、調整だけで正常になる場合がほとんどです。
今回もねずみや虫が入ったような痕跡があり危ない状態でしたが、食いちぎられてはおらずセーフでした。こちらに引越されてくる前の短い間にやられたみたいです。
オリジナルの部品を使いあまり下手にてを加え過ぎず、必要な部分とそうでない部分の最善の選択をし夜までかかる調整の末、いい状態まで近づけることができました。



今回は音が良くでていたのが一番良かったところです。ビクターのピアノは鳴りが素直だと思うのでちゃんと調整してやれば鳴ってくれます。年数とともに低音が出てこなくなるブランドもありそういうのはやっかいです。やっぱり音がしっかりと出るのは重要です。

途中夕飯やお菓子などいただきおいしくいただきました。中津川名物の栗を使った和菓子、とてもおいしいです。隠れた名品でしょうか?


満天屋一休
川上屋
お母さんのおいしい夕飯をいただきながら魚さんとお話。仕事しながらも大学に行ったりしながら勉強されていて素晴らしいです。音楽の話もでき勉強好きで音楽好きのかたとこういう時間を持てるのは楽しいと改めて思いました。
終わって確認しながら弾き、魚さんもピアノを弾かれて音を確認していました。終わったあとに弾いてもらえるのが一番の癒しです。きれいになった和音からでる倍音の調和を聴きながら、ああ、いい・・ と思っていると疲れも吹き飛びます。
夜も遅くなったきたので中津川を後にし名古屋へ。
ここでも音楽や最近の経済の話までいろいろなお話をした。
ハワイへ行ってる間に金融のニュースが大きく取りざたされていたみたいですが、私は全く心配していません。こうなったのは必然だと思っています。
近年、物を売ってお金が回る資本主義原則の経済から、投資や金融商品が主の経済に変わってしまったのですからひずみが出るのは当然だと。お金が正しく循環していない経済が長く続くわけがないです。
ニュースや報道で更に買い控え等でお金が回らなくなる。これこそ一番ダメになっていく要因。経済の専門家ではないので詳しいことはよくわかりませんが、最近そんなしくみを少しずつ勉強するようになり全体をみることの重要性を感じています。
≫参考
日本は生き残り世界のトップリーダーになりアメリカを救い世界を救っていく。そんな力必ずあるしそんな時代がきます。世界最高の技術力、勤勉、優秀な民族性。
世界中の人が死ぬまでに一度は行きたいと思っているハワイのような楽園に日本人はごろごろいて、やすやすといけるんですから。
雑音は聞くだけ聞いて、気にせずひたすら自分を高め前に進むのみです。
自分の得意分野が発揮された充実の一日を過ごし、魚さんを千種のお宅まで送り我が家へ帰った。
魚さん良い一日をありがとう。
10日は以前は体育の日だったけれど、自分にとっては本日はピアノの日?
修理&調整&調律が控えているので気合入れて向かった。
昨日帰国したとは思えないぐらい体は軽く体調いい。
早く着きすぎたためガストにてお茶しながら携帯でmixiをチェック。
みなの日記がたまっていて少しずつ読んでいった。
まもなく魚さんからうみそらサロンにいると連絡あり、向かうことに。
着いたらグランドピアノで練習されていた。 soraさんとともちゃんにお帰りと出迎えてもらえ日焼け顔を見せた。 無事でなによりと、言ってもらえ嬉しかった。
魚さんが京都で買ってきたと言う黒い八橋をおいしい珈琲でいただき、落ち着いたところで一路中津川へ。
車中楽しいお話をしながら春日井インターから高速へ乗りコペンで快調に恵那まで行った。
恵那にておいしいラーメン屋さんを教えてもらえ、中華そばをいただいた。
透きとおるような汁がたまらなく、普通のラーメンの豚肉が分厚く多く大満足だった。チャーシューメン頼んだら肉がどれぐらいのってるんだろう?!
名古屋では味わえない味
あきん亭 おすすめです。
腹を満たしたところで中津川の魚さん実家へ。
中津川は、こういうところに住みたいなと思わせる日本のよき風景が残るところだった。
人工的な自然じゃない素朴な自然。空気もきれいで健康的な心も広い人間になれそうです。

おうちに入りネコちゃんにごあいさつ。
恥ずかしがり屋のようでまともに顔合わせてもらえず・・
少し大きいけど均整のとれた体で品のあるかわいい子でした。模様も良くてグッドです。
不思議とくしゃみが出ず。 猫アレルギーではないのかな?

ピアノは”Victor”。
そうあの日本ビクター株式会社製造のピアノです。
日本ビクター楽器事業は1958年に電子オルガンを発表し楽器事業に参入し、1991年までに楽器事業から撤退しているため現在では製造されていません。
V-32型のアップライトですが中のフレームにはあの有名なビクターのマークがあります。
オーディオ事業の大手が作っていたピアノということでイメージはいいです。現在製造もされていないことだし直して使えるならと言うことで今回依頼おいただきました。



工房修行時代に毎日入れ替わりに数多くのピアノを見てきましたが、このVictorは2、3台見た程度です。ほったらかしで傷んでいるものもあり苦労して調整した覚えもあります。
今回は音が思ったよりも下がっておらず安心しましたが、アクションがひどい状態。
調律はやっても中のタッチ等のことはこういう修理のときでしかなかなかできずと言うことで気合入れてかかりました。
弦に錆などもきているので全て交換したり、他の部品も交換するような大手術いわゆるオーバーホールを行ってもいいいのですが、修理工房に運びいれ部品代等を考えるとかなりの金額になってしまします。それでも完璧に修理して使っていきたいと言うのならいいですが、とりあえず現状である程度普通に弾けるようにしたいと言うのであれば今回のような修理でもいい状態に近づけていくことはできます。
部品が明らかに破損していて演奏に支障をきたしていると言う場合はどうしようもないですが、調整だけで正常になる場合がほとんどです。
今回もねずみや虫が入ったような痕跡があり危ない状態でしたが、食いちぎられてはおらずセーフでした。こちらに引越されてくる前の短い間にやられたみたいです。
オリジナルの部品を使いあまり下手にてを加え過ぎず、必要な部分とそうでない部分の最善の選択をし夜までかかる調整の末、いい状態まで近づけることができました。



今回は音が良くでていたのが一番良かったところです。ビクターのピアノは鳴りが素直だと思うのでちゃんと調整してやれば鳴ってくれます。年数とともに低音が出てこなくなるブランドもありそういうのはやっかいです。やっぱり音がしっかりと出るのは重要です。

途中夕飯やお菓子などいただきおいしくいただきました。中津川名物の栗を使った和菓子、とてもおいしいです。隠れた名品でしょうか?


満天屋一休
川上屋
お母さんのおいしい夕飯をいただきながら魚さんとお話。仕事しながらも大学に行ったりしながら勉強されていて素晴らしいです。音楽の話もでき勉強好きで音楽好きのかたとこういう時間を持てるのは楽しいと改めて思いました。
終わって確認しながら弾き、魚さんもピアノを弾かれて音を確認していました。終わったあとに弾いてもらえるのが一番の癒しです。きれいになった和音からでる倍音の調和を聴きながら、ああ、いい・・ と思っていると疲れも吹き飛びます。
夜も遅くなったきたので中津川を後にし名古屋へ。
ここでも音楽や最近の経済の話までいろいろなお話をした。
ハワイへ行ってる間に金融のニュースが大きく取りざたされていたみたいですが、私は全く心配していません。こうなったのは必然だと思っています。
近年、物を売ってお金が回る資本主義原則の経済から、投資や金融商品が主の経済に変わってしまったのですからひずみが出るのは当然だと。お金が正しく循環していない経済が長く続くわけがないです。
ニュースや報道で更に買い控え等でお金が回らなくなる。これこそ一番ダメになっていく要因。経済の専門家ではないので詳しいことはよくわかりませんが、最近そんなしくみを少しずつ勉強するようになり全体をみることの重要性を感じています。
≫参考
日本は生き残り世界のトップリーダーになりアメリカを救い世界を救っていく。そんな力必ずあるしそんな時代がきます。世界最高の技術力、勤勉、優秀な民族性。
世界中の人が死ぬまでに一度は行きたいと思っているハワイのような楽園に日本人はごろごろいて、やすやすといけるんですから。
雑音は聞くだけ聞いて、気にせずひたすら自分を高め前に進むのみです。
自分の得意分野が発揮された充実の一日を過ごし、魚さんを千種のお宅まで送り我が家へ帰った。
魚さん良い一日をありがとう。
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- 2008.10.11 (土) 12:52
- URL
- fishnuts
- [ edit ]
昨日
昨日は6時間以上の長丁場お疲れ様でした!いろんな話が出来たので楽しかったです。
経済は僕も勉強を始めたばかりですが、
まあ今の株価の上下を見て一喜一憂する
のは意味がないことで、とにかく毎日前へ
進むことが大事ですよね。
また実家に帰るのが楽しみになりました。
ありがとうございました!
- 2008.10.12 (日) 05:44
- URL
- きめら
- [ edit ]
おお中津川
中津川といえば、栗きんとんなんて
とつながる私です
自然を堪能できて・・お仕事もはかどりよかったです
ハワイへのハネムーンもよかったですね
サラさんの日記 読んでいると、人とのつながりの大切さをしみじみ感じます
毎日の出来事を大事に生きて生きたいなあ
って思います
- 2008.10.14 (火) 21:34
- URL
- Happy Feet
- [ edit ]
中津川!
私、ぢつは中津川生まれです。正確には旧恵那郡ですが・・・。
住んではいませんが、私の大好きな田舎です。
Victor懐かしいですね。
私も工房にいる頃はたまに見ましたが、状態が悪く、サラみたいに丁寧に修理・調整してもらえるものは少なかったです。
良いものは修理して長く使って欲しいですよね。
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プロフィール
Author:Masayuki Saraie
SARA PIANO
珈琲とピアノと猫をこよなく愛する
ピアノ調律師 更家雅之
楽器が求め、演奏者が求めるベストな状態へ
音の職人、更家雅之の日記や想い
ピアノや音楽、日常を通して出会う人たちとの 交流から日々考えさせられ思ったことを、日記を中心に更新中。
音楽はどんなジャンルでも大好きで聴くこと演奏することが趣味
音楽と歩んできた人生、辛い時、楽しい時、そばにはいつも音楽がありました。音楽によって救われた時期も。
そしてピアノを弾くと心が落ち着きます。
近年、調律や音楽が心に及ぼす影響を研究中。
音楽は心の世界への扉 、そして心そのもの。
ピアノ、音楽を通してこの時代に”心豊かに生きる”を実践しています。
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