Facebook Page

Homeピアノレッスン>レッスン記、1cmの間の芸術

レッスン記、1cmの間の芸術

2014.08.20 Wed

前回、今回のピアノレッスンのことをまとめておきたいと思います。自分の頭の整理のためでもあります。

バッハ、ショパンを一旦置いておいてチャイコフスキーこどもためのアルバムop39から選んで弾くことに。

一曲一曲は短くシンプルですが基本的なことを学ぶうえでじっくりと取り組めそうな曲ばかり。


シンプルなのですぐ弾けるかと思いきや指使いでさっそくつまづく。どの指で弾くのかしっかりと決めていかないと迷いが生じて前に進めない…これは音色を作る上でも影響が大きい。

ピアノと身体の距離を確認し腕のポジションを決める。無理な力の入らない腕の位置を意識して手を鍵盤に置く。

手は前回学んだようにドアノブを回すような力の方向で打鍵ができるような無理のない形をキープする。



まずは一曲目のMorning prayerを弾くことに。



音数少なくシンプルな譜面ですが縦の音型に意識がいっていたため肝心な横のメロディがつながらない。なにか教会のなかの荘厳な響きをイメージしていたのでぶつぶつと切れた感じに聴こえるらしい。これは自分ひとりで弾いていてはわからないことです。

それに関連することでフレーズ感がない。譜面を見てどのような音の流れで音楽が展開しているのか。どの音に向かって音楽が流れているのか譜面に全て書いてある。
そしてその流れのなかで和声感をとらえて弾く。それには前後の和音の関係を意識することによってどのように表現をしたらよいのか、和音がそれを語っている。
それを捉えるのが感性なんだろうと思う。

自己分析の結果、弾くことに精一杯で和声感を感じるところまでいっていない。まずは音と指使いをしっかりと覚えることかなぁと思う。



後半のG音連打はそれに意識を向け過ぎないでそれよりも重要なベースのメロディを意識すること。ここも弾くことに一生懸命になると大事な表現が抜けると言うことです。

音の響きの点については良かったと言ってもらえ救われた感じです。これについてはレッスンの前日に東京の大野先生宅へお邪魔したことが大きかったと思います。

レッスン室のスタインウェイフルコンサートピアノで間近に先生の音色を聴かせていただけてひたすら感動でした(T_T)

バッハ、ショパン、リスト、それぞれタッチを変えることによって音色がそれに応じて変わる。バッハの音、ショパンの音、リストの音になる。

ピアノってそういう楽器だったのね。って思わせてくれる、それほどピアノの音色を繊細に自在に操るのです。

鍵盤の沈む1cmの中で行われる様々な表現。その沈む深さを感じながら音色を鳴らす芸術。なんておもしろいんでしょう。

そのうち門下の生徒さんのレッスンが始まり少し聞かせていただけたのですが、ラフマニノフ3番のコンチェルトを目の前で聴けると言うサプライズ。しかも3月の発表会で感動した天才Mさんの演奏。

もう昇天と言った感じでした(°_°)

ピアニストは機械じゃない、その時々で演奏も変わる、その時々で変わってもいい、無難に外さないような演奏を目指すのでなくリスクを冒しても表現したいことを目指す。

そうおっしゃった先生の意味がわかる、そんな演奏の極地を体感しました。

レベルの高すぎるレッスンで私にはもったいないくらいでしたがよい刺激を受け普段聴けない音色が耳に刻み込まれた貴重な経験となり久しぶりの御茶ノ水教室をあとにしました。

そういったところを目指して焦らず地道に自分なりにレッスンを続けていきたいです。



スポンサーサイト

コメント

コメント投稿

Private

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://sarapiano.blog112.fc2.com/tb.php/2246-101d6710
この記事にトラックバックする(FC2ユーザー)