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アレキサンダーヘルマン、オーバーホール修理

2012.05.04 Fri

昨年よりアップライトピアノのオーバーホール作業をしていたのですがこのほど無事にお客様宅に納品となりましたので報告も兼ねてブログを書きます。


今回のピアノはALEXANDER HERRMANN(アレキサンダーヘルマン)と言う機種で、フクヤマピアノと言う今はなき会社が製造していたものです。

エンブレム
エンブレム posted by (C)sarapiano

アレキサンダーヘルマン
アレキサンダーヘルマン posted by (C)sarapiano

本体部
本体部 posted by (C)sarapiano



記録表がなかったため詳しい製造年がわからなかったのですが、依頼主のかたいわく50年ほど前のものと言うことでした。
お宅にお伺いし見積もりをしたのですが、たしかに年季が入っているもので鍵盤を押しても音がまともに出るものではありませんでした。

しかし細かいところを見るとドイツ製のレンナー社(Renner)の部品を使っていたりして、表に刻印してあるGermanyの文字は伊達でない代物。



アクション部
アクション部 posted by (C)sarapiano

レンナーアクション
レンナーアクション posted by (C)sarapiano


ボディの素材も木がふんだんに使用されているのが一目でわかり、これは修復できれば素晴らしい音が出るに違いないと確信しました。しかしながらこの手のピアノは部品も手に入りにくいし修復箇所も予測がつきずらいものが多いためなかなか修理するのはハードルが高いと言えます。

しかし依頼主からのピアノに対する想いも伝わってきて、なんとかしたいと思い決心しました。

このような数も少ないピアノを修復するのは貴重な機会なので写真を作業の都度撮り記録していました。かなりの数になりましたが、その一部をご紹介しながら書いていきたいと思います。


まずは修復前の状態からです。


ハンマー部分は弦溝がくっきりとついており、汚れも激しいものでした。

ハンマー部
ハンマー部 posted by (C)sarapiano

チューニングピンは錆がかなりのものです。

チューニングピン
チューニングピン posted by (C)sarapiano

弦もサビ錆び

弦
posted by (C)sarapiano

鍵盤は象牙ですが、黄色く変色していました。

象牙鍵盤
象牙鍵盤 posted by (C)sarapiano

鍵盤部はブッシングが虫喰い状態

鍵盤虫喰い
鍵盤虫喰い posted by (C)sarapiano

裏側はひび割れが・・

これは見積もりの時に気付かなかったので工房に入れてびっくり。

ダメかと思いましたが、中を調べたら表面の板のみであることが判明。そのまま作業を進めることに。致命的なものでなくよかったです。

裏側部
裏側部 posted by (C)sarapiano

鉄骨部
鉄骨部 posted by (C)sarapiano

ハンマーレール部は変形していました。

ハンマーレール部
ハンマーレール部 posted by (C)sarapiano


まずは横倒しにして各部品を外していきます。

横倒し
横倒し posted by (C)sarapiano

たくさんのネジを外し底板を外します。

底板はずし
底板はずし posted by (C)sarapiano

底板はずし
底板はずし posted by (C)sarapiano

本体下部分、フェルト類もボロボロです。

本体下部
本体下部 posted by (C)sarapiano

ペダル底板部
ペダル底板部 posted by (C)sarapiano


弦部分、このピアノなんと中音部の3本ある弦の左側がすべて一本掛け。中音~次高音までです。初めて見ました。

一本巻き弦
一本巻き弦 posted by (C)sarapiano

弦を一本一本外していきます。全部で200本超あります。

弦はずし
弦はずし posted by (C)sarapiano

弦はずし
弦はずし posted by (C)sarapiano

弦はずし
弦はずし posted by (C)sarapiano

弦はずし
弦はずし posted by (C)sarapiano

取り除いた巻線
取り除いた巻線 posted by (C)sarapiano

棚板も取り外します。

棚板取り外し
棚板取り外し posted by (C)sarapiano

棚板取り外し
棚板取り外し posted by (C)sarapiano

棚板部
棚板部 posted by (C)sarapiano


低音部
低音部 posted by (C)sarapiano

芯線部
芯線部 posted by (C)sarapiano

弦はずし作業
弦はずし作業 posted by (C)sarapiano

弦はずし
弦はずし posted by (C)sarapiano





本体
本体 posted by (C)sarapiano

今回の予定外、なんと側板の接着が取れていました。この写真は側板が外れたあとの中の様子です。
ピアノを横から切ったような断面図となっています。通常製造段階でしか見ることができない貴重なものです。

ピン板や響板がどのように組まれているかがよくわかります。

側面内部
側面内部 posted by (C)sarapiano

側面内部
側面内部 posted by (C)sarapiano

外れた側板。びっくり!

側板
側板 posted by (C)sarapiano

側板
側板 posted by (C)sarapiano

側板
側板 posted by (C)sarapiano


キャスター部分はネジが外れていました。こちらはネジが外れたあとに釘でとめてありました。以前どちらかで修復したようですが・・
こんなんでよく立っていたものです。恐ろしい。


キャスター部
キャスター部 posted by (C)sarapiano

実はこのピアノ重量が通常のピアノの1.5倍くらあるのではないかと思うくらいおそろしく重く、片側から持ち上げようと思いっきり力入れてもほとんど上がらないほどです。

工房に入れたときの運送屋さんはひーひー言ってました。こんな重いのは見たことないと。。


実は重い原因のひとつがこの親板や下前板です。裏側にごつい木の部品がはまってました。これはたしかによくあるソリがおこらないよい造りですが重量が増します。

親板裏側
親板裏側 posted by (C)sarapiano


本体をお掃除。普段手の入らないところも弦を外せばきれいにできます。気持ちいいー

本体掃除作業
本体掃除作業 posted by (C)sarapiano

響板磨き掃除
響板磨き掃除 posted by (C)sarapiano

駒部掃除
駒部掃除 posted by (C)sarapiano

本体部掃除後
本体部掃除後 posted by (C)sarapiano

本体掃除後
本体掃除後 posted by (C)sarapiano



作業風景
作業風景 posted by (C)sarapiano


アクションも手を入れていきます。

ハンマーはずし作業
ハンマーはずし作業 posted by (C)sarapiano

アクション修理
アクション修理 posted by (C)sarapiano

ハンマーヘッドの交換のため古いハンマーを外します。

ハンマーヘッドはずし
ハンマーヘッドはずし posted by (C)sarapiano

ハンマーヘッドはずし作業
ハンマーヘッドはずし作業 posted by (C)sarapiano

ハンマーシャンク処理
ハンマーシャンク処理 posted by (C)sarapiano

バット、シャンク部
バット、シャンク部 posted by (C)sarapiano


パンチングも虫喰い。

フロントパンチング交換前
フロントパンチング交換前 posted by (C)sarapiano

棚板部作業
棚板部作業 posted by (C)sarapiano

ピン磨き作業
ピン磨き作業 posted by (C)sarapiano

フロントピン磨き後
フロントピン磨き後 posted by (C)sarapiano

フロントピン位置調整
フロントピン位置調整 posted by (C)sarapiano

フロントパンチング交換作業
フロントパンチング交換作業 posted by (C)sarapiano

フェルトパンチング交換後
フェルトパンチング交換後 posted by (C)sarapiano


アクション部
アクション部 posted by (C)sarapiano

アクション部にもレンナーの刻印。

アクション部
アクション部 posted by (C)sarapiano

ダンパーレバー部にビスが付いており内側のフェルトの具合を調整できるようになっていました。

アクション裏側
アクション裏側 posted by (C)sarapiano

ダンパーのロッドが錆で茶色になっているのがうかがえます。

ダンパー部
ダンパー部 posted by (C)sarapiano

本体より外して磨きます。このロッドが錆びているとダンパー部がスムーズに動きませんし、ダンパーペダルを踏んだときの雑音の原因にもなります。

ダンパーロッド磨き作業
ダンパーロッド磨き作業 posted by (C)sarapiano


ジャックのセンターピンをすべて交換です。88鍵盤ぶん、細かい作業です。

これのピンが錆びていたり、ピンを受けるクロスが湿気などで膨張していると動きが悪くなり打鍵に影響を与えます。

ジャックセンターピン交換
ジャックセンターピン交換 posted by (C)sarapiano

ハンマーバットのセンターピンも全交換します。

センターピンスティック
センターピンスティック posted by (C)sarapiano

センターピンの交換
センターピンの交換 posted by (C)sarapiano

センターピン交換
センターピン交換 posted by (C)sarapiano

錆びたセンターピン
錆びたセンターピン posted by (C)sarapiano

新センターピン
新センターピン posted by (C)sarapiano


本体に戻り、ヒッチピンなどのフェルト類を交換していきます。これも虫喰いが酷いものでした。

フェルト交換
フェルト交換 posted by (C)sarapiano

パンチング交換
パンチング交換 posted by (C)sarapiano

パンチング交換後
パンチング交換後 posted by (C)sarapiano


フェルト交換前
フェルト交換前 posted by (C)sarapiano

新しいフェルト類、部品
新しいフェルト類、部品 posted by (C)sarapiano

フェルト交換
フェルト交換 posted by (C)sarapiano

弦枕修理
弦枕修理 posted by (C)sarapiano

弦枕処理後
弦枕処理後 posted by (C)sarapiano


ヒッチピン部
ヒッチピン部 posted by (C)sarapiano

フェルト貼り作業
フェルト貼り作業 posted by (C)sarapiano

フェルト交換
フェルト交換 posted by (C)sarapiano

突き上げ棒を受けるフェルトも硬化してボロボロ。

突き上げ棒受け部
突き上げ棒受け部 posted by (C)sarapiano

突き上げ棒受けフェルト交換後
突き上げ棒受けフェルト交換後 posted by (C)sarapiano


外したハンマー、フェルト類
外したハンマー、フェルト類 posted by (C)sarapiano

本体フェルト部張替え後
本体フェルト部張替え後 posted by (C)sarapiano

フェルト類張替え後
フェルト類張替え後 posted by (C)sarapiano

フェルト類張替え後
フェルト類張替え後 posted by (C)sarapiano


ハンマーレールフェルトの交換作業。手前が新しく貼るもの。

ハンマーレールフェルト交換
ハンマーレールフェルト交換 posted by (C)sarapiano

ハンマーレールフェルト交換
ハンマーレールフェルト交換 posted by (C)sarapiano

ハンマーレールはがし作業
ハンマーレールはがし作業 posted by (C)sarapiano


ハンマーレール部
ハンマーレール部 posted by (C)sarapiano

変形していたハンマーレールを修正します。

くすんだハンマーレール
くすんだハンマーレール posted by (C)sarapiano

ハンマーレール修理
ハンマーレール修理 posted by (C)sarapiano

ハンマーレール磨き作業
ハンマーレール磨き作業 posted by (C)sarapiano

ハンマーレール処理後
ハンマーレール処理後 posted by (C)sarapiano

ハンマーレール修理後
ハンマーレール修理後 posted by (C)sarapiano


バックレールフェルトも虫食い状態、及び磨耗していました。こちらも通常みは見られない特殊な構造をしていました。

バックレールフェルト交換前
バックレールフェルト交換前 posted by (C)sarapiano

バックレールフェルト交換作業
バックレールフェルト交換作業 posted by (C)sarapiano

バックレールフェルト交換作業
バックレールフェルト交換作業 posted by (C)sarapiano

強力な接着剤により取り付けてありきれいに取り除くのに苦労しました。

バックレールフェルト交換作業
バックレールフェルト交換作業 posted by (C)sarapiano

バックレールフェルト張替え作業
バックレールフェルト張替え作業 posted by (C)sarapiano

棚板フェルト類交換後
棚板フェルト類交換後 posted by (C)sarapiano


磨耗していたブライドルテープも全交換しました。

ブライドルテープ交換
ブライドルテープ交換 posted by (C)sarapiano

ブライドルテープ交換
ブライドルテープ交換 posted by (C)sarapiano



鍵盤部の修理。

鍵盤もきれいになりました。

象牙漂白後
象牙漂白後 posted by (C)sarapiano

バランスブッシングクロスの交換作業。こちらは虫食いにてがたがたでしたのですべての鍵盤のクロスを交換です。
バランスクロス張替え
バランスクロス張替え posted by (C)sarapiano

バランスクロス張替え
バランスクロス張替え posted by (C)sarapiano

バランスクロス張替え
バランスクロス張替え posted by (C)sarapiano

バランスクロス張替え
バランスクロス張替え posted by (C)sarapiano

バランスブッシングクロス張替え後
バランスブッシングクロス張替え後 posted by (C)sarapiano


フロントブッシングクロスも88鍵盤交換です。

フロントブッシング張替え修理
フロントブッシング張替え修理 posted by (C)sarapiano

フロントブッシング張替え修理
フロントブッシング張替え修理 posted by (C)sarapiano

フロントブッシング張替え修理
フロントブッシング張替え修理 posted by (C)sarapiano



作業風景
作業風景 posted by (C)sarapiano


弦の張替え作業です。

ドイツ製のレスロー弦に交換します。

レスロー弦
レスロー弦 posted by (C)sarapiano

新しい低音弦。古巣の工房にて信頼できる技術者Mさんに巻いてもらいました。しっかりと銅線が巻けていないとよい音が鳴りません。中の芯線はレスロー、外側の銅線はデーゲン、共にドイツ製です。

新巻線
新巻線 posted by (C)sarapiano

張弦
張弦 posted by (C)sarapiano

弦張り
弦張り posted by (C)sarapiano

スペシャルサンクス、しんちろさん

弦張り作業
弦張り作業 posted by (C)sarapiano

弦張り作業
弦張り作業 posted by (C)sarapiano

弦張り作業
弦張り作業 posted by (C)sarapiano

中音、一本がけ弦の玉作り作業。ふだんめったにしない作業。青ラボ、くわさんよりご教授いただきました。

玉作り
玉作り posted by (C)sarapiano

玉作り
玉作り posted by (C)sarapiano

玉作り
玉作り posted by (C)sarapiano

玉作り張弦
玉作り張弦 posted by (C)sarapiano


張弦作業
張弦作業 posted by (C)sarapiano

張弦作業風景
張弦作業風景 posted by (C)sarapiano

張弦作業
張弦作業 posted by (C)sarapiano

張弦作業
張弦作業 posted by (C)sarapiano


突き上げ棒クロス交換前
突き上げ棒クロス交換前 posted by (C)sarapiano

突き上げ棒クロス交換作業
突き上げ棒クロス交換作業 posted by (C)sarapiano


ペダル部の修理作業。

ペダル窓修理
ペダル窓修理 posted by (C)sarapiano

ペダル窓フェルト修理
ペダル窓フェルト修理 posted by (C)sarapiano

なんと底板がぱっくりふたつに割れていました・・

底板割れ修理
底板割れ修理 posted by (C)sarapiano

底板接着作業
底板接着作業 posted by (C)sarapiano

外したペダル。錆びが酷い。

ペダル部
ペダル部 posted by (C)sarapiano

錆びきったペダル
錆びきったペダル posted by (C)sarapiano

ペダル磨き作業
ペダル磨き作業 posted by (C)sarapiano

ペダル磨き作業
ペダル磨き作業 posted by (C)sarapiano

ペダル磨き作業
ペダル磨き作業 posted by (C)sarapiano

ペダル磨き後
ペダル磨き後 posted by (C)sarapiano

ペダル部修理
ペダル部修理 posted by (C)sarapiano

ペダル部作業風景
ペダル部作業風景 posted by (C)sarapiano

ペダル部組み付け
ペダル部組み付け posted by (C)sarapiano


キャスターの修理作業。バカネジになっていたので硬い木にて埋めます。

キャスター修理
キャスター修理 posted by (C)sarapiano

キャスター修理
キャスター修理 posted by (C)sarapiano

キャスター修理
キャスター修理 posted by (C)sarapiano


側板接着作業。強力接着剤にて圧着。

側板接着作業
側板接着作業 posted by (C)sarapiano

側板接着作業
側板接着作業 posted by (C)sarapiano

側板接着作業
側板接着作業 posted by (C)sarapiano


棚板を取り付け。だいぶピアノらしくなってきました。

棚板取り付け作業
棚板取り付け作業 posted by (C)sarapiano

棚板取り付け作業
棚板取り付け作業 posted by (C)sarapiano

こんな太いネジにてとめられてます。

棚板取り付けビス
棚板取り付けビス posted by (C)sarapiano

底板取り付け作業
底板取り付け作業 posted by (C)sarapiano

スペシャルサンクス、たっつあん。大工さんならではの木工の知識を教えていただき各部に活かすことができました。

底板取り付け作業
底板取り付け作業 posted by (C)sarapiano

ペダル窓取り付け作業
ペダル窓取り付け作業 posted by (C)sarapiano

割れていた底板、補強のために板を取り付けました。これもたっつあんからアドバイスをいただきました。

ペダル底板部
ペダル底板部 posted by (C)sarapiano

ペダル底板部
ペダル底板部 posted by (C)sarapiano


本体組み付け後
本体組み付け後 posted by (C)sarapiano

ペダル部
ペダル部 posted by (C)sarapiano

鍵盤取り付け後
鍵盤取り付け後 posted by (C)sarapiano


ドイツ製レンナー社のハンマーヘッド。最高ランクのもの。こちらを取り付けます。

レンナーハンマーヘッド
レンナーハンマーヘッド posted by (C)sarapiano

NEWハンマーヘッド
NEWハンマーヘッド posted by (C)sarapiano

NEWハンマーヘッド
NEWハンマーヘッド posted by (C)sarapiano

針を入れて羊毛で作られたハンマーをほぐします。

針入れ作業
針入れ作業 posted by (C)sarapiano

ハンマーアッセンブリー取り付け作業
ハンマーアッセンブリー取り付け作業 posted by (C)sarapiano

ハンマーアッセンブリー取り付け
ハンマーアッセンブリー取り付け posted by (C)sarapiano

ハンマーヘッドを取り付けていきます。

ハンマーヘッド取り付け
ハンマーヘッド取り付け posted by (C)sarapiano

ハンマーヘッド取り付け作業
ハンマーヘッド取り付け作業 posted by (C)sarapiano

ハンマーヘッド取り付け作業
ハンマーヘッド取り付け作業 posted by (C)sarapiano

ハンマーヘッド取り付け後
ハンマーヘッド取り付け後 posted by (C)sarapiano


アクションク組み付け後
アクションク組み付け後 posted by (C)sarapiano

アクションク組み付け後
アクションク組み付け後 posted by (C)sarapiano

アクションク組み付け後
アクションク組み付け後 posted by (C)sarapiano


アクション整調作業。これでタッチの具合を整えます。弾き具合です。それぞれの部品を細かく調整していきます。

アクション整調作業
アクション整調作業 posted by (C)sarapiano

アクション整調鍵盤ならし作業
アクション整調鍵盤ならし作業 posted by (C)sarapiano

アクション整調作業
アクション整調作業 posted by (C)sarapiano

各部のネジと言うネジを増し締め。

アクション整調作業
アクション整調作業 posted by (C)sarapiano

鍵盤部
鍵盤部 posted by (C)sarapiano



作業中、脚柱の受け台前がぱっくりと外れてしまいました。中は”木”そのもの。きれいな材質のよいものがふんだんに使われています。今の時代から見れば贅沢な仕様です。

脚柱受け内部
脚柱受け内部 posted by (C)sarapiano


運送中も部品が外れるなどのハプニングがありましたがすぐに対処しお客様宅へ。しかしこれだけでは収まらず納品の際、運送の手違いでクレーンが使えないと言う問題が・・

重さが通常より重く、中2階のため玄関からの段差がありクレーン使用必須のはずだったのですが。急遽手作業により入れることに。

外装の各部品を外し、アクションまで外しピアノを縦にしなんとか納品できました。

ほんとに最後の最後までいろいろあり忘れられない修理となりました。


アレキサンダーヘルマン納品
アレキサンダーヘルマン納品 posted by (C)sarapiano

アレキサンダーヘルマン納品
アレキサンダーヘルマン納品 posted by (C)sarapiano


アレキサンダーヘルマン納品
アレキサンダーヘルマン納品 posted by (C)sarapiano

アレキサンダーヘルマン修理後
アレキサンダーヘルマン修理後 posted by (C)sarapiano


納品後にお客様宅にてどのように鳴ってくれるのか響きが気になっていましたが予想以上の鳴りに満足。親子3代、お客さまにも喜んでいただけいい仕事ができました。

最後に動画を撮りましたので音色をお聴きください。まだ音色が固い部分もありますが弾きこむことにより少しずつ変化していきます。演奏は相変わらずさておきですが(苦笑、気持ちよく弾けました。









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コメント

*

おつかれさまでした!
昔のものは素材が本当にしっかりしすぎてますね。

お宅の方に喜んでいただけ 本当によかったですね!!
これかも大切にに使われると思います。

お疲れさまでした。

*

eさん、ありがとうございます。
昔のものはなんでもそうですが、特にアコースティックなものは贅沢な素材を使ってありますね。
今でしたら採算合わないと思うので難しいですが、そのころはいい時代でしたね。
eさんはじめそういったことがわかるかたは楽器を大切にする心が感じられこちらも修理に携われることが嬉しい限りです。

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