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うみとそらの会~サロンコンサート~

2011.05.16 Mon

日曜日は名古屋にあるピアノサロンうみとそらの発表会でした。


うみとそらは名古屋の昭和区にありグランドピアノが2台置いてある音楽スペースです。

最近ではピアノ以外の楽器、ドラムや管楽器類も置いてあったりしてノンジャンルで音楽を楽しめるようになってます。

うみとそらピアノサロン


毎月定例会が開かれていて、今回の発表会は年一回のイベント。

そして今回は贅沢にも名古屋の老舗ホテル、”ウェスティンナゴヤキャッスル”にて開催されました。

ウェスティンナゴヤキャッスル


以前にきたときとは中の様子が違いモダンな感じの内装になっていました。

そしてここのウリは目の前に名古屋城があると言うことです。

キャッスルから名古屋城をのぞむ
キャッスルから名古屋城をのぞむ posted by (C)sarapiano

会場のシャンボールの間からもお城を望むことができました。

エントランス
エントランス posted by (C)sarapiano

受付
受付 posted by (C)sarapiano

シャンボールの間
シャンボールの間 posted by (C)sarapiano


当日は朝早くに会場入りしピアノの調律をスタート。

事前に下見にはきてましたが、実際にピンを回してみるとなかなか大変なことと認識。

音は良く出てるのですが年数がけっこう経っていて専門用語で渋滞ピンがたくさんあり、予想より時間がかかり開演ギリギリになってしまいました。

リハーサル中
リハーサル中 posted by (C)sarapiano

テーブル
テーブル posted by (C)sarapiano

ホワイトピアノ
ホワイトピアノ posted by (C)sarapiano


無事に開演しましたが演奏のトップバッターが自分でしたのですぐに出て音を確認しながら弾きました。



午前の部はポピュラー系の演奏。



今夜も星に抱かれて、、、  絢香  ←自分演奏

ONCE IN A BLUE MOON  岩代太郎

メロディーズ・オブ・ラブ  ジョー・サンプル

涙そうそう  BEGIN

G線上のアリア   バッハ
Haru Ga kita  岡野貞一

Squall  福山雅治

幻   しんちろ

チャルダッシュ   モンティ

ノクターン op.9-2 ショパン

愛しのクリスティーヌ
レディー・ディー    リチャードクレイダーマン

メモリーズ・オブユー  ベニーグッドマン
クラリネットポルカ   ポーランド民謡

花の歌   ランゲ

イルカに乗った少年   タキス・モラキス




私は絢香の”今夜も星に抱かれて”を演奏。

この曲が使われていた映画、”スカイクロラ”を見に行ったときエンディングに流れ感動。女性の曲なので歌うのは無理だけどピアノで弾いてみたいなあと思っていました。

スカイクロラはアニメ映画なのですが、人間の生まれ変わりの世界をその内面と共に描いていてテーマが深いのです・・


最近は”死”と言うものが身近になってきています。

その昔、生きるか死ぬかの一日を送っていたような戦国時代など人間の寿命が50年と言われていたような時代は、常に死と生は隣合わせで”死”がどんなものかを肌で感じていたと思うのです。

今違う意味で再びそのような波が押し寄せてきているこの時代に”生きること”の意味を考えるのは必要なことと思って今回は選曲しました。

今年はジャズやポピュラーをものにしようと思っていると言うのも理由のひとつですが(^^


本番はミスもありましたが超緊張していたわりにはまあまあかなと言う出来でした♪

更に磨きをかけていきたいです!!



午前の部が終了しランチタイムになり美味しいホテルのお料理をいただきながらみなと談笑。

その間のBGM演奏もお声がかかっていたのでドビュッシーのベルガマスク組曲より”月の光”を弾きました。

BGM演奏と言うことでそれを意識して弾いたのですが、それが伝わったのか良かったと言ってもらえ嬉しかったです。ドビュッシーは雰囲気で弾いてたので最近崩れ気味なこともあり、正確さをもう少し追求したいと思ってます。


メニュー表
メニュー表 posted by (C)sarapiano

お料理
お料理 posted by (C)sarapiano

お料理
お料理 posted by (C)sarapiano

お料理
お料理 posted by (C)sarapiano





午後からはクラシックの部。



ロックフェラーの天使の羽  辻井伸行

ソナタ K.331 第3楽章 トルコ行進曲  モーツァルト

ワルツ op.34-2 華麗なる円舞曲  ショパン

ワルツ op.69-2 ショパン

フランス組曲5番~サラバンド  バッハ

パルティータ6番  第一曲 トッカータ   バッハ

ソナタ 月光 第一楽章   ベートーヴェン

ソナタ  悲愴 第3楽章  ベートーヴェン

即興曲  第一番  ショパン

ソナタ  K.311 第1楽章  モーツァルト

ソナタ  K.576 第2楽章  モーツァルト

映像 第二集より 金色の魚  ドビュッシー

ノクターン10番  フォーレ

愛のワルツ  モシュコフスキ

愛の夢 第3番  リスト

前奏曲「音と香りは夕暮れの大気に漂う」  ドビュッシー

仮面   ドビュッシー

インテルメッツォ  ポンセ

ノクターン13番  ショパン

タランテラ   ショパン

ノクターン19番 遺作  ショパン

パピヨン op.2   シューマン

ソナチネ第一楽章  ラヴェル
エチュードop.25-11  ショパン

6つのプレリュード op.13  スクリャービン

わら人形  グラナドス

2台のピアノのためのソナタニ長調 第一楽章より  モーツァルト(大宝 博 編曲)

小組曲 「小舟」「バレエ」   ドビュッシー


 

みなさん素晴らしい演奏でした。

ピアノソロの演奏となるとやはりクラシックは聴き栄えします。

それぞれが出す個性的なピアノの音を楽しみつつじっくりと聴けました。毎回思うのですが何故同じピアノでこんなに違う音が出るのだろうと不思議に思うのです。

最近は知らない曲でも聴くのが楽しくて、あ、この曲いいなとか思いながら。



そしてうみそらオーナーえみさんの演奏、”想い”がこもっていました。

えみさん演奏 花の歌
えみさん演奏 花の歌 posted by (C)sarapiano



僕自身もこのような素晴らしい会場にて演奏でき忘れられない想い出となりました。


キャッスルのスタッフのかたはじめ準備、受付、撮影など裏方を担当してくださったみなさま、そしてオーナーえみさん、お疲れ様そしてありがとうございました。


うみそら発表会
うみそら発表会 posted by (C)sarapiano

プログラム&プレゼント
プログラム&プレゼント posted by (C)sarapiano


打ち上げは納屋橋のヤマハビルの隣、手羽先で有名な世界のやまちゃんにて行われました。

終わってホッとしたのと最近は世の中の動きもいろいろありなにかたまっていたものを吐き出すかのように呑みました。と言うか珍しく少々呑みすぎました。

あ、しっかり音楽の話もしてましたよ。調性の話やピアノ奏法について(^^

しかしほんとにみな楽しい仲間です!


昼間からなるべくたくさんの人と話がしたいと思って意識していましたが、なかなか限界があります。お話できなかったかたまたの機会に~


毎度のことのように盛り上がり、久々に2次会まで参加してどっぷりと話込んできました。大阪や福井など他県メンバーと交流もし、ためになる話もできました。


そのなかでも最も頭に残ったのが、”本番のピアノが弾きやすくてよかった”と言ってもらえたことです。


今回のピアノは弾きこまれているピアノと言うこともありいわゆるタッチ感の硬さはなくスムーズに鍵盤は動いていたと思います。

しかしピアノと言うのはタッチを感じるものの原因としてその物理的な要素の他に”音”が多大に関係していると言うのを知っておくのもいいかもしれません。


もちろんピアノのタッチ感は鍵盤の重りの重さや、アクションの調整、不具合などによる摩擦などによって重かったり軽かったり感じたりします。よりスムーズに動かす調整をすれば弾きやすいピアノと言うことになるのです。

しかしそれとは別にピアノから出ている”音”自体によっても人間の感覚は影響を受けています。



私自身それを最も確実に確認できたのは、電子ピアノの”タッチ変更機能”です。

ヤマハ特約店にいたときにヤマハの電子ピアノを購入したのですが、その電子ピアノにはご親切にもタッチ変更機能ボタンが付いていました。

これは中の機構が変化して重くしたり軽くしたりするものなのかと思いきやなんと音色を変えると言うだけだったのです。


しかし不思議と重い設定にすると重く感じるし、軽い設定にするとほんとに鍵盤が軽くなったように感じる。

その時これはなんなんだと思いましたが、ようは聴覚によって人間の指の感覚(脳)はだまされていると言うことだったのです。

こもったような音を聞けば重たく感じるようになるし、抜けのよい音を聞けば鍵盤も軽く感じる。なんとも不思議な感覚でした・・


これは重い軽い以外にも、人間が演奏するときには”ピアノの音色”が影響を及ぼしていると考えていて、なんか弾きづらいピアノだなと感じたらそれはそのピアノが適切な調律、整音がなされていないのかもしれません。

粒のそろった音律の正しいピアノほど上手に弾けるものです。演奏に集中できない、逆に集中できると言うのはこのあたりも関係していると思います。



もっと突き詰めると、そこにはピアノと言うものが不確かなものとして存在している、あるいは存在していないのかもしれないと言うことができるのです。

それぞれの感覚によってどうにでも変化してしまうと言うことです。それだけあいまいなものです。

これは人間の感じる様々な感覚によってその対象物が形作られていると言うことができるのです。

ピアノの場合はまずは目からの感覚、そして指からの感覚プラス耳からの感覚が合わさりそのピアノがどういうピアノなのかと言うのを我々が認識していると言うことができると思います。



僕が高校生のころ習っていたピアノの先生のお宅にはグランドピアノがあったのですが、いつもレッスン中も蓋を閉めて弾いてました。

自宅のアップライトのピアノよりなぜか鍵盤が重く感じたのを覚えています。うちでは軽快に弾けていたはずなのにレッスンではなんか指が思うように動かない・・

しかし調律、調整をしっかりとしているグランドピアノでしたら実際はアップライトより弾きやすいはずなのです。グランドピアノのほうが自然の法則の理にかなっている機構だからです。


もちろんアクション調整などの物理的なことがどうだったのかその当時は知るよしもないので一概には言えないのですが、今技術者になってみて思うのは蓋を開けてもっと音が聴きやすかったなら多少はスムーズに弾けたかもしれないなと思うのです。

あのグランドの蓋をいちいち開け閉めするのはやっかいで閉めたままにするかたが多いと思うのですが(騒音の問題もあり)、ピアノを弾く時はなるべく開けたほうがいいと思います。

先生宅でしたらそれだけで生徒さんがうまく弾けるようになるかもしれないです(^^



ただピアノは持ち運びのできなく、マイ楽器にできない楽器なのでどうしても設置してあるものを使わないといけません。用意された環境で弾かなければならないのです。

なのでどんなピアノ、どんな状況下でも弾けるようにしないといけないと言う考えも一理あると思います。これも呑みの席で話していたのですが、ピアノ演奏をお仕事にしていらっしゃる、じゅんちゃんやくるみさん達は時にとんでもない環境で弾くようなこともあるそうです。

外だったり、調律もろくにしてないピアノだったり、とか。

そのような場合はある程度タフな感覚を持ってないと弾けないと思います。そして瞬時にそのピアノの特性をつかみ取る能力と経験が必要になります。


このようなことからピアノも運びこんじゃえばいいと考えるかたも当然出てきて、実際に実行しているかたもみえます。

昔でしたら、かのホロビッツとかルービンシュタインなどいわゆるピアノ黄金時代の巨匠達は汽車でピアノと移動しながら演奏旅行をしていたのです。

当時はスタインウェイ&サンズが自社の製品を広めるキャンペーンとして専属の調律師も付けてサポートしていました。
ピアニストの希望と言うよりはピアノ会社の戦略と言う意味合いが強かったのかもしれません。



しかし今の時代はピアノも均一化され、技術者も優秀なかたも多く、その場にあるピアノを調整でどうにかすると言うのが一般的です。

特にヤマハやカワイのピアノであればピアニストが演奏するような全世界の主要ホールをサポートするような体制になっているはずです。

それらのピアノがダメなので持ち込むとか言う話になってくれば話は別ですが、アマチュアの世界で見れば僕自身は”そこに設置してあるピアノの音を楽しむ”と言うのがピアノと言う楽器の醍醐味なのかなと思っています。



今回のピアノもキャッスルの歴史を見守ってきたピアノであるわけで、今までも様々なかたが弾かれてきたピアノであると思います。中には著名なピアニストのかたもみえたでしょう。

それらに想いを馳せながら演奏すると言うのもまたいいのではないでしょうか。


プロの世界はそうはいかない部分もあるかもしれないですが、与えられた環境でベストを尽くすのがある意味でプロかもしれないですね。

そしてその環境をなるべくよくするのが我々調律師のプロとしての仕事なのかもしれません。



そんなようなお話を打ち上げではバカ騒ぎしながらも話してました(笑

それにしても2次会会場のノリノリの店員さん、でらおもろかった。

それに付いていくと言うかそれを上回る勢いのうちの音楽メンバーもでらおもろすぎ・・


ドラゴンズサイコー(笑笑



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コメント

*♥ありがとうございました。♪

サラちゃん 
本当に色々と お世話になりました。
お陰さまで 素敵な会になりました。
出て頂いた皆様にも 感謝です。

ピアノ調律 有り難うございました。
キャッスルの年代を感じるピアノ 確かに偶然にも 親戚の結婚式で 15年前に弾いたピアノでした。感慨深い思いが有りました。
改めて偶然と言う事も意識しました。

写真 1枚も撮ってなかったので嬉しいです。
色々と有り難うございました。

*Re: ♥ありがとうございました。♪

えみさん、ほんと何もできずですいません。自分の練習がまっとできてればよかったのですが、毎度のことながらいっぱいいっぱいでした。汗

あんな素敵なところで弾けたのはえみさんのおかげ。僕初めみなきっといい経験と想い出になりました(^^

キャッスルの結婚式でのお話は以前に聞いていたので、えみさんが弾く”花の歌”は感動もひとしおでした。人間頭のなかに想いがあればまためぐり会えるんだね!

今度はきっとまた新しいえみさんのピアノライフのページを作られていくのかなと思ってます☆

ありがとうございました

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