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YAMAHA U1H ねずみ害修理

2013.10.29 Tue

最近のピアノ修理の様子をアップします。
YAMAHA製のアップライトピアノで40年近い前のものです。この頃はよくピアノが製造されていたのですが、このU1Hはそのなかでも生産台数の多いピアノです。



そのためたくさんの台数のU1Hに出会ってきたのですが、その状態も使用頻度や置かれていた環境により実に様々です。

今回のピアノは中にネズミが入っていたらしく、フェルト類が無惨にも喰い荒らされていました。















外装もかなりの汚れがあり丹念に磨くことに。

















鍵盤の前面の小口と呼ばれる部分には、たまにでない、の文字が…




たとえネズミのような害虫が入っていたとしても修理することは可能です。部品交換が多くなると修理値段もあがってしまいますが、ピアノを新たに買うよりは安く済むケースがほとんどです。

害虫の多い例としてはネズミ、ゴキブリ、フェルトを食べる米粒大の虫、と言った具合です。

過去に一度だけあらゆる害虫の住処になっていて手の施しようがないピアノに出会ったこともありましたが、よほどのことでない限り楽器として復活は可能です。


鍵盤を磨いている様子です。



鍵盤の前面も磨いていきます。



アクションのハンマーレールフェルトの交換作業。



ブライドルテープと呼ばれる5ミリほどの紐も喰われてなくなったりボロボロになったりしていたので一本一本交換です。30本ほどありました。



フェルト類は他にマフラーフェルト、キーバックレールクロス、バットフレンジコード、バランスフロントパンチングクロス、と言ったところを交換しました。


外装のキズが多く、磨きだけでは消えないキズも多かったため鍵盤蓋は塗装をしました。










塗装作業が発生すると、研磨、塗装、感想、研磨、磨き、と手間がかかりどうしても時間を取られてしまいます。
しかしながら塗装をするとやはりキレイになります。


アクション内部の調整ももちろん入念に行いました。家具と違い楽器は見た目よりも内部の調整が大事な作業となります。見えないところがより重要なのです。



落書きのあったあの鍵盤もすっかりキレイになりました。



蝶番などの金属類も磨きを入れました。






外装を組み立てると新品のような輝きです。今までの作業が報われる瞬間です。












先日晴れてお客様のところへ納品に行ってきました。
小学生の娘さん、ピアノが帰ってくるのを心待ちにしていたようで仕上げの調律中もそばにいてとても嬉しそうでした。

きれいな楽器の音がお部屋に響くとおうち全体が明るくなったような雰囲気を感じこちらまで嬉しくなりました。



ピアノを通して心通じあえるのはいいなと実感できるお仕事でした^ ^




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