多治見が生んだスター
2011.02.28 Mon
多治見と言えば全国的に夏の気温が高いことで有名です。市内の気温が38℃を超えると”うながっぱ”と言うキャラクターがどこからともなく登場します!
毎年最高気温のニュースとともに話題にのぼるのが印象的なのです。
こちらの多治見市が生んだスターと言えば”うながっぱ”ともうおひとり、”ダイタクヤマト氏”と言うかたがおられましてとてもピアノがお上手なのです。その風貌からはピアノが弾けることが想像できないのですが、鍵盤に触れるとそれは素晴らしい音楽を奏でるのです。
そのD氏のお宅でピアノ仲間と楽しい時間を過ごそうと言うことでオフ会が開催されました。
その前に午前中は、そのD氏から以前ご紹介いただけたピアノお仲間のところへ。ピアノの調子がおもわしくないとのことで多治見に行くのに合わせ予定をとりました。
不具合個所をぱっとみて弾いてみたのですが、どうもよくわからない・・
ご本人にいつも弾いているように弾いてもらったら途中で鍵盤があがってこない。たしかにあがってこない・・
鍵盤を上まで戻して次の打鍵をすれば問題はおきないのですが、半分くらいで連打すると中のアクションがひっかかって音が出なくなる。
よくよく調べてみるとどうもバットのスキンがボロボロになっていてジャックと呼ばれる部品が戻るときにひっかかっている。
よく弾かれ摩耗したスキンの摩耗が原因でした。
実は前回調律時もこの症状があり対処したのですが、根本的な解決にはなっていなくまた発生してしまったと言うわけです。
なので今回はスキン自体を張り替えることにより対処しました。これを張り替えただけで他のアクションにも影響を及ぼすので調整したりしなければならないのですが問題は解決しました(^^
今回はほんとうに勉強になりました。このようなケースは普段の調律作業だけではわからないことに気付かされます。
普段そのピアノを弾いている人の意見は大事です。自分本意で作業だけしておしまいではなくコミュニケ―ションを通しそれをあきらかにすることが重要だと思っています。
お昼は虎渓山にある”かま濃”と言ううどん屋さんへ。
無事みなと合流することができました。おなかをたらふくにしました。。
ピアノ仲間との楽しい時間はあっと言う間です。時間がなくなるといけないので早々に切り上げ今回主催のダイタクヤマト氏のお宅へ。
D氏のピアノは先月調律のほうで伺いなんとピアノ線が4本も切れていたので張り替えしたばかりなのです。
ピアノの弦は一度張り替えをするとすぐに狂ってきてしまうため頻繁に音を合わせてやらないといけなくなります。張られた弦が延びてなじむまでに時間がかかるのです。同時に環境による変化にも少しずつ慣れていきます。
弦が切れるのはよく弾かれたことによる消耗が原因なのですが、それだけよく弾かれていると言うことは幸せなピアノなのです。
今回も張り替えてから少し時間が経っていたのでびよんびよんの音になっていました。弾きあい会の前にささっと調整しました。
ヤマト氏(注・省略)のピアノルームにはとにかく楽譜がたくさんあり、中には珍しいものがあちこちに散乱しています。正直あまり整頓されていないのですがそれがまた芸術家っぽかったりします(笑
楽譜の多さだけでなくご本人も実に様々なレパートリーを持っています。初見も早いのでこれ弾いてと言うとパッと弾けてしまうのもすごいです!
合間に休憩を挟みながらやんややんやしてると、ケーキやお菓子が登場。ご家族がケーキ屋さんをされているとのことで特別にごちそうになりました。もちもちふわふわのシュフォンケーキ!! うまい! ファンになりました!☆☆☆
多治見に寄った際にはぜひ立ち寄りたいです(^^
> http://www.to-no.com/s/mothergoose/

オフ会のお菓子たち posted by (C)sarapiano
そして参加者のしんちろさんが焼いてくれたケーキも美味しかったです!
あとはピアノのとても上手な多治見のSさんが持ち寄ってくださった”うながっぱ”のお菓子もかわいくておいしかった!
今回はピアノを弾いていたりしたらすぐに時間が過ぎてしまいましたが次回は多治見観光もしたいですね♪

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サラピアノチューニングオフィス
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