辻井伸行くんとラフマニノフ
辻井伸行くんの特集を放送するとカンタクさんのブログから情報をゲット。
さすがのテレビ情報チェックです。
>kantakuのピアノ日記♪マリオピアニストへの道
どんな番組になるのか楽しみですね。
急にニュースに取り上げられたりで有名になりましたが、お母さん元フリーアナウンサーの関係からか以前からちょくちょくテレビ番組に出てたりしてました。
当時は小学生くらいの頃の映像とか見ててスゲーと思ってました。
梯剛之さんもそうですが、音がとにかく綺麗。
透明感あると言うか、おそらく私たちが聴こえてない音も聴こえてるはずです。
辻井伸行が奏でる「ショパンの子守唄」
Play a blind genius pianist Nobuyuki Tsujii"nursery rhymes of Chopin
Cliburn 2009 Nobuyuki Tsujii Semifinal Recital
今回大きくクローズアップされてますが彼は元々素晴らしいピアニストです。
正直こういうときだけ大々的に取り上げられるのも複雑な感じ・・
逆に言うとこういうことがないとなかなか陽の目を見ないということで、日本経済から見た文化的なレベルの低さが露呈されます。普段はどうでもいい世界のことなのかもしれません。
でも頑張って演奏活動してる人はたくさんいます。
辛口な見方で言えば話題性あり金になることならなんでも取り上げると言う資本主義社会の歪んだ一面が見え・・。 少し言い過ぎました。
でもそんな世の中に潰されないように頑張って欲しいです。
長く演奏活動を続けるには精神的な安定や芸術的素養の成長が必要だと思うので。
こちらのヴァンクライバーンコンクールについての記事にもそれを危惧するような記事があります。
>ヴァンクライバーンコンクール
このコンクール、かのヴァンクライバーンが始めたらしいですが、正直知りませんでした。
知ってた人います?
資金は豊富とのことで商業的には成功していて、エンターテイメントの国アメリカらしいです。
ヴァンクライバーン自身もコンサートなどに追われ音楽的素養を磨けなく低迷したようなことを聞いたことあるけど、その教訓は?!
でもそんな世の中の流れにうまく乗りながらいくのも大事だと思うし、今の世の中に必要だから浮上してきたんだなと思う。
クラシックがベートーベンやモーツァルトだけじゃなく、ラフマニノフなど以前はあまり知られていなかった作曲家などが一般的になってきてる。
クラシックの多様な聞き方、楽しみかたがあることが広まっていくのは喜ばしいことです。
ラフマニノフは現代までに溢れる調性音楽の完成者だと思います。
彼より前衛的な先の音楽はどんどん崩れていくからです。
以下転載
↓
彼の全ての作品は伝統的な調性音楽の枠内で書かれており、ロマン派的な語法から大きく外れることはなかった。この姿勢はロシアを出国して以降の作品についても貫かれた。
モスクワ音楽院の同窓で一歳年長のスクリャービンが革新的な作曲語法を追求し、後の調性崩壊に至る道筋に先鞭を付けたのとはこの点で対照的だった。
ラフマニノフ自身は1941年の『The Etude』誌のインタビューにおいて、自らの創作における姿勢について次のように述べていた。
私は作曲する際に、独創的であろうとか、ロマンティックであろうとか、民族的であろうとか、その他そういったことについて意識的な努力をしたことはありません。
私はただ、自分の中で聴こえている音楽をできるだけ自然に紙の上に書きつけるだけです。
…私が自らの創作において心がけているのは、作曲している時に自分の心の中にあるものを簡潔に、そして直截に語るということなのです。
自身が優れたピアニストだったこともあり、ピアノ曲については特に従来から高く評価されてきた。ロマン派的な意味での「歌う楽器」としてのピアノ書法の完成者ということができる。
ただし作曲者は卓越した技巧と大きな手を持っていたため、一般の弾き手にとっては困難な運指や和音が多く存在する。ピアノ協奏曲の第2番や第3番、前奏曲や音の絵などのピアノ独奏曲は今日のピアノ音楽における重要なレパートリーとなっている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
一定の様式を持ち、美しいメロディがありながらも複雑な和音やパッセージが組み合わさりバランスが取れています。
クラシックとか分けるのもどうかと思うので、音楽という意味でのひとつの究極の飽和な形があるならラフマニノフがそれにあたると思います。
音の溢れてる世界に生きてる現代人には、しっかりと聴けばハマる人多いと思います。
そしてその力強くも優しいメロディに勇気付けられ癒される人が増えればとてもいいことだと思います
ラフマニノフ自身もピアノコンチェルト2番を作曲したとき自信喪失の精神的な病にありました。
このコンチェルトの成功により復活を遂げたのです。
このピアノコンチェルト2番は彼を立ち直らせた精神科医のニコライ・ダーリに捧げられています。
この曲には彼の精神的な苦悩、喜び、愛、などがつまってます。
Pianist 辻井伸行さん演奏Rachmaninoff ピアノ協奏曲第2番ハ短調
だからと言ってこれが最高と言うわけではなくシンプルでもいい曲はたくさんあります。
これまでクラシックの世界はその魅力を知れた人だけでの楽しくてしょうがないと言うものでしたが、最近の流行り曲も廃れてきて、と言うかみんな飽きてきていてクラシックのような一見難しそうな曲がウケてきてるのかも。
辻井くんの先生は横山幸雄さん、ピアニスト、教授でもあり実はレストランのオーナーでもあります。
そのお店のシェフを友人がやってるのでこないだ東京に行ったときに見に行きました。
1Fが入口と厨房、地下に降りる年代物のプレイエルが置いてある素敵な空間が広がってました。
過去の日記はこちら
http://sarapiano.blog112.fc2.com/blog-entry-388.html
プレイエルこそピアノのなかのピアノと疑わない私。
そんなプレイエルを選択する素晴らしい先生に教えを受けた辻井信行くん。
音がキレイなのも納得です。
でかいこと言ってますが(苦笑
あ、ラフマニノフ弾くなら断然スタインウェイです。オーケストラに負けない音じゃないとね♪
しかし最近のマックはクーラーががんがんついていて寒い。寒すぎる・・
昼ごはんを食べそこない15時過ぎの遅めのランチ。調律後腹ヘリでへろへろだった。
最近のサービス業店はクーラーの設定温度高いところ多い。
しかし好調のマックは余裕か?!
音楽でもそうだけどいいサービスしよう思ったら最後はカネか?
いやまずはそれに至るまでのいいサービスだ。
♪------------------------------
ピアノ調律は
サラピアノチューニングオフィス
www.sarapiano.com
-------------------------------♪
さすがのテレビ情報チェックです。
>kantakuのピアノ日記♪マリオピアニストへの道
どんな番組になるのか楽しみですね。
急にニュースに取り上げられたりで有名になりましたが、お母さん元フリーアナウンサーの関係からか以前からちょくちょくテレビ番組に出てたりしてました。
当時は小学生くらいの頃の映像とか見ててスゲーと思ってました。
梯剛之さんもそうですが、音がとにかく綺麗。
透明感あると言うか、おそらく私たちが聴こえてない音も聴こえてるはずです。
辻井伸行が奏でる「ショパンの子守唄」
Play a blind genius pianist Nobuyuki Tsujii"nursery rhymes of Chopin
Cliburn 2009 Nobuyuki Tsujii Semifinal Recital
今回大きくクローズアップされてますが彼は元々素晴らしいピアニストです。
正直こういうときだけ大々的に取り上げられるのも複雑な感じ・・
逆に言うとこういうことがないとなかなか陽の目を見ないということで、日本経済から見た文化的なレベルの低さが露呈されます。普段はどうでもいい世界のことなのかもしれません。
でも頑張って演奏活動してる人はたくさんいます。
辛口な見方で言えば話題性あり金になることならなんでも取り上げると言う資本主義社会の歪んだ一面が見え・・。 少し言い過ぎました。
でもそんな世の中に潰されないように頑張って欲しいです。
長く演奏活動を続けるには精神的な安定や芸術的素養の成長が必要だと思うので。
こちらのヴァンクライバーンコンクールについての記事にもそれを危惧するような記事があります。
>ヴァンクライバーンコンクール
このコンクール、かのヴァンクライバーンが始めたらしいですが、正直知りませんでした。
知ってた人います?
資金は豊富とのことで商業的には成功していて、エンターテイメントの国アメリカらしいです。
ヴァンクライバーン自身もコンサートなどに追われ音楽的素養を磨けなく低迷したようなことを聞いたことあるけど、その教訓は?!
でもそんな世の中の流れにうまく乗りながらいくのも大事だと思うし、今の世の中に必要だから浮上してきたんだなと思う。
クラシックがベートーベンやモーツァルトだけじゃなく、ラフマニノフなど以前はあまり知られていなかった作曲家などが一般的になってきてる。
クラシックの多様な聞き方、楽しみかたがあることが広まっていくのは喜ばしいことです。
ラフマニノフは現代までに溢れる調性音楽の完成者だと思います。
彼より前衛的な先の音楽はどんどん崩れていくからです。
以下転載
↓
彼の全ての作品は伝統的な調性音楽の枠内で書かれており、ロマン派的な語法から大きく外れることはなかった。この姿勢はロシアを出国して以降の作品についても貫かれた。
モスクワ音楽院の同窓で一歳年長のスクリャービンが革新的な作曲語法を追求し、後の調性崩壊に至る道筋に先鞭を付けたのとはこの点で対照的だった。
ラフマニノフ自身は1941年の『The Etude』誌のインタビューにおいて、自らの創作における姿勢について次のように述べていた。
私は作曲する際に、独創的であろうとか、ロマンティックであろうとか、民族的であろうとか、その他そういったことについて意識的な努力をしたことはありません。
私はただ、自分の中で聴こえている音楽をできるだけ自然に紙の上に書きつけるだけです。
…私が自らの創作において心がけているのは、作曲している時に自分の心の中にあるものを簡潔に、そして直截に語るということなのです。
自身が優れたピアニストだったこともあり、ピアノ曲については特に従来から高く評価されてきた。ロマン派的な意味での「歌う楽器」としてのピアノ書法の完成者ということができる。
ただし作曲者は卓越した技巧と大きな手を持っていたため、一般の弾き手にとっては困難な運指や和音が多く存在する。ピアノ協奏曲の第2番や第3番、前奏曲や音の絵などのピアノ独奏曲は今日のピアノ音楽における重要なレパートリーとなっている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
一定の様式を持ち、美しいメロディがありながらも複雑な和音やパッセージが組み合わさりバランスが取れています。
クラシックとか分けるのもどうかと思うので、音楽という意味でのひとつの究極の飽和な形があるならラフマニノフがそれにあたると思います。
音の溢れてる世界に生きてる現代人には、しっかりと聴けばハマる人多いと思います。
そしてその力強くも優しいメロディに勇気付けられ癒される人が増えればとてもいいことだと思います

ラフマニノフ自身もピアノコンチェルト2番を作曲したとき自信喪失の精神的な病にありました。
このコンチェルトの成功により復活を遂げたのです。
このピアノコンチェルト2番は彼を立ち直らせた精神科医のニコライ・ダーリに捧げられています。
この曲には彼の精神的な苦悩、喜び、愛、などがつまってます。
Pianist 辻井伸行さん演奏Rachmaninoff ピアノ協奏曲第2番ハ短調
だからと言ってこれが最高と言うわけではなくシンプルでもいい曲はたくさんあります。
これまでクラシックの世界はその魅力を知れた人だけでの楽しくてしょうがないと言うものでしたが、最近の流行り曲も廃れてきて、と言うかみんな飽きてきていてクラシックのような一見難しそうな曲がウケてきてるのかも。
辻井くんの先生は横山幸雄さん、ピアニスト、教授でもあり実はレストランのオーナーでもあります。
そのお店のシェフを友人がやってるのでこないだ東京に行ったときに見に行きました。
1Fが入口と厨房、地下に降りる年代物のプレイエルが置いてある素敵な空間が広がってました。
過去の日記はこちら
http://sarapiano.blog112.fc2.com/blog-entry-388.html
プレイエルこそピアノのなかのピアノと疑わない私。
そんなプレイエルを選択する素晴らしい先生に教えを受けた辻井信行くん。
音がキレイなのも納得です。
でかいこと言ってますが(苦笑
あ、ラフマニノフ弾くなら断然スタインウェイです。オーケストラに負けない音じゃないとね♪
しかし最近のマックはクーラーががんがんついていて寒い。寒すぎる・・
昼ごはんを食べそこない15時過ぎの遅めのランチ。調律後腹ヘリでへろへろだった。

最近のサービス業店はクーラーの設定温度高いところ多い。
しかし好調のマックは余裕か?!
音楽でもそうだけどいいサービスしよう思ったら最後はカネか?

いやまずはそれに至るまでのいいサービスだ。

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www.sarapiano.com
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緊急情報!
今夜テレビのNHK教育でうちの祖母が出るらしいと言う情報がきました。
93歳になる元気なおばあちゃんです。
おやじの故郷で更家家のルーツでもある”北山村”関連の番組です。
北山村は近年では観光にも力を入れていてキャンプやバス釣り、ラフティングやいかだ下りなどが楽しめる大自然に囲まれた地です。
最近では少し前までやってたみのさんのおもいっきりテレビで特産品の”じゃばら”が花粉症に効果あるとのことで紹介されていました。
>北山村
知る楽 歴史は眠らない 県境の謎を行く 第4回「“完全飛び地”の誇り」<終>
http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2009-04-21&ch=33&eid=16896
チャンネル :デジタル教育3
放送日 :2009年 4月21日(火)
放送時間 :午後10:25~午後10:50(25分)
ジャンル :ドキュメンタリー/教養>歴史・紀行
http://www.nhk.or.jp/shiruraku/tue/index.html#a4
こちら(東海)では9チャンネルですが、ぜひ見てみてください。 現代人の求めている風景があると思います。
93歳になる元気なおばあちゃんです。
おやじの故郷で更家家のルーツでもある”北山村”関連の番組です。
北山村は近年では観光にも力を入れていてキャンプやバス釣り、ラフティングやいかだ下りなどが楽しめる大自然に囲まれた地です。
最近では少し前までやってたみのさんのおもいっきりテレビで特産品の”じゃばら”が花粉症に効果あるとのことで紹介されていました。
>北山村
知る楽 歴史は眠らない 県境の謎を行く 第4回「“完全飛び地”の誇り」<終>
http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2009-04-21&ch=33&eid=16896
チャンネル :デジタル教育3
放送日 :2009年 4月21日(火)
放送時間 :午後10:25~午後10:50(25分)
ジャンル :ドキュメンタリー/教養>歴史・紀行
http://www.nhk.or.jp/shiruraku/tue/index.html#a4
こちら(東海)では9チャンネルですが、ぜひ見てみてください。 現代人の求めている風景があると思います。
プロフィール
Author:Masayuki Saraie
SARA PIANO
珈琲とピアノと猫をこよなく愛する
ピアノ調律師 更家雅之
楽器が求め、演奏者が求めるベストな状態へ
音の職人、更家雅之の日記や想い
ピアノや音楽、日常を通して出会う人たちとの 交流から日々考えさせられ思ったことを、日記を中心に更新中。
音楽はどんなジャンルでも大好きで聴くこと演奏することが趣味
音楽と歩んできた人生、辛い時、楽しい時、そばにはいつも音楽がありました。音楽によって救われた時期も。
そしてピアノを弾くと心が落ち着きます。
近年、調律や音楽が心に及ぼす影響を研究中。
音楽は心の世界への扉 、そして心そのもの。
ピアノ、音楽を通してこの時代に”心豊かに生きる”を実践しています。
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