FC2ブログ

Facebook Page

スポンサードリンク

Home>ピアノ(カテゴリ)  TotalPages7 next

嬉しいメッセージ

2020.05.22 Fri

昨日お伺いしたお宅の旦那さんから今日になりメッセージをいただいた。

ピアノの演奏をいつも楽しみにしています、ご自分も弾く事にしたとの事。
自粛中でYouTubeの演奏動画をいろいろ見ていて弾きたくなったとの事。

いつもと違う環境で新しい変化をもたらされ違う側面から物事を見る機会が増えたかたも多いと思われるのは良い事だと思う。

ピアノも良い状態になったからか凄く楽しげなメッセージをいただきこちらまで嬉しくなりました。

これからも細々とでもピアノ練習していこうと思わされました^ ^


子どもたちは今日から登校。3ヵ月ぶりかな。
まだ分散登校でみんなに会えるわけじゃないけど、帰ってきたらテンション高く友達に会えたのが嬉しかったのが伝わってきました。

地域によってもまちまちみたいだけど少しずつ日常が戻っていくのは嬉しくもありなんか寂しくもあり。とりあえずは数ヶ月でしたが社会に新しい変化のきっかけはできたようですね。


届いた比嘉さんのコンサートDVDを見ながら至福の時間を過ごしています。


スポンサーサイト



ベヒシュタイン技術セミナー

2019.03.08 Fri

昨日は名駅のバロックさんにて行われたベヒシュタインの東海地区技術セミナーへ参加してきました。

東京のベヒシュタインジャパンから社長でドイツピアノマイスターの加藤正人さんがみえて一日講義と技術の指導をしてくださいました。

フルコンサートグランドを使っての保守点検作業の実際を詳しく教えてくださり自分の中でも得るものが大きかったです。

これまで受講してきた他メーカーの研修会などの内容と合わせて考えたりしても納得する部分が多く理にかなっていると感じました。

ヨーロッパのピアノ造りの考えを受け継ぎながら新しい技術にも柔軟にチャレンジしていく会社と言う事がわかり、今まで朧げだったその実態がハッキリとしました。

リストやブラームス、ハンスフォンビュローが活躍した時代には栄華を極めたベヒシュタインでしたが、世界大戦でベルリンが焼けて存亡の危機となりその後表舞台から消えたと思っていたのですが、会社としては脈々と存続し今やピアノ単体で経営しているメーカーとしては最も順調なメーカーなのではないかと思いました。

日本ではまだあまり馴染みがないのが現状ですが少しずつ特約店も増えてきており地方に波及していくのも時間の問題かもしれないです。

価格帯も国産くらいのものもあり、目に触れる機会が増えれば選択肢に入ってくるでしょう。
この地方では幸いにも名駅近くのバロックさんが取り扱っているので東京へ行かずとも試弾する事ができます。

ベヒシュタインの価格帯は広く、高級ピアノからお求めやすいアカデミーモデルまであります。セカンドブランドのホフマンはベヒシュタインの色を残しながらも独自の音色を持っていてコストパフォーマンスに優れていると感じます。

調律のお客様にも所有されているかたみえますが小さくてもよく鳴ります。

今回の機会を作ってくださったバロック代表の金子さんに感謝致します。
いろいろと新しい体感ができた一日となりました。

ピアノ考

2015.10.21 Wed

国産ピアノの性能はとても良いと感じるし、海外でも評価が高くヨーロッパなどでヤマハカワイの中古は驚くほど高値で取引されていることを大手輸出業者から聞きました。アクションの精度、反応が良く、made in japan の製品は壊れないのでコストパフォーマンスに優れている。

しかしながら芸術の分野での感覚的なもので言うと日本製にはないものを特にスタインウェイのピアノに感じます。

これはクルマと同様にメカニックとしてみたときに日本製にかなうものはないのだろうけど、フェラーリやポルシェの走る楽しさ、異次元な感覚が日本車には感じられないことに似ている。(聞いた話で私自身は経験ない^^; 年式などによっても違うらしい…)

本来芸術のための楽器が日本では教育のために広まった事もありその本質からは異なった独自な文化ができたのも影響は大きいと思ってます。

現代ではなんでも性能が良くなり人間に能力がたいしてなくとも扱えるようになってきていて車もマニュアルからオートマになりそのうち自動運転が主流になれば寝ていても目的地に着くようになる。

工業製品であるピアノも性能がどんどんよくなり鍵盤を押すだけできれいな音が容易に出るようになりました。

今回のショパンコンクールで国産の特にヤマハのピアノは誰が弾いても一定の良い音が出ていた。これは開発技術陣の苦労の結晶であり日本の誇らしい技術だと思う。
ベーゼンドルファーを吸収した事によりその技術を研究したのか数年前より音色がベーゼンドルファーに近くなってきたと感じるのは気のせいだろうか…

基音の美しさで聴かせるベーゼンドルファーはスタインウェイとは対照的でありピアノの個性が際立つ楽器。

対してスタインウェイは音色変化の自由度が高いので表現者である芸術家にはやはり受け入れられる。

スタインウェイは弾くとその演奏家の中身がもろに出てしまう繊細な楽器。

なのでコンクールなどでスタインウェイがいまいちに聴こえるときは演奏者がいまいちなのだ… (もちろん好みもある、特に音色を重視して聴いた場合による)

逆に調律と言う観点からみれば事情が異なり、ヤマハカワイの国産ピアノはもろに調律に左右されてしまうと感じる。つまらない音を作るとそのまま出るので調律師の感性と実力が問われる楽器と言え、その点では調律と調整次第でよくできる伸び代がある。

特に経験上カワイのピアノは手を入れれば入れるほどほんとに良くなる、けども放置したりよくない調整だともろに酷くなってしまう。状態の良いものは国産ピアノを超えるものがあると感じます。

ヤマハは平均的で手を入れずともある程度のパフォーマンスを発揮してくれる優等生。でもこちらも調律や調整次第で素晴らしい状態にもなる。つまらない音のヤマハが多いのは調律師のせいでもあると言ってもよいかも。
調律師もメーカーからそのように調律するようにと教えられるのである意味それがヤマハの音で正解なのかもしれない…

楽器としてはもっと潜在的な能力があると感じるので勿体無い話ですが。

倍音のあまり求められないポップスやマイクでひろう場面ではヤマハトーンはよい持ち味を出すと思います。

その点スタインウェイは器としての完成度が高いので極端な話調律しなくともある程度の音が鳴り、演奏者次第で音が作れてしまう。

もちろんスタインウェイと言えどつまらない調律ではつまらない楽器になるし、素晴らしい調律であれば最高の状態になるのは言わずもがなです。

日本にもあまり知られていないメーカーで素晴らしいピアノもあるし(あった)、昔のピアノで扱いは難しくとも芸術的な香りのするピアノもあります。

フラットに、偏らずに芸術に真摯でありたい、自分の感性に正直でいたいと思ってます。

その感性が鈍らないように、更に磨きをかけられるようにきれいなもの、美しいもの、風景や音楽、芸術、様々感性を刺激してくれるものに触れる努力をしたいものです。

現代社会で忙しくしてるとそれが自然にできないのが悩ましいところですね…

注 あくまで個人の見解であり絶対的なものではありません。現在の考え、感覚でありこの先変わる可能性は多分にあります。

スタインウェイ、ベーゼンドルファー弾き比べ

2014.04.15 Tue

先日岡崎のグランドギャラリーさんにお邪魔してスタインウェイ、ベーゼンドルファーのピアノを弾かせていただく貴重な機会がありましたのでシェア致します。スタインウェイピアノは台数取りそろえてありましたがその中から一部をご紹介します。
演奏はさておき動画ではありますが音色を確認していただければと思います。


ベーゼンドルファー モデル200 - 1983年製


ベーゼンドルファー モデル200 - 1997年製


ニューヨークスタインウェイ オールドB型 - 1898年製


ハンブルグスタインウェイ B型 1986年製

ベーゼンドルファーを弾いてきました

2013.12.21 Sat

先日ウィーンのピアノベーゼンドルファーをホールで弾いてきました。

ピアノ好きと企画してホールを貸し切って思いきり弾くと言うなんとも贅沢なものですが、公共ホールの使用料がリーズナブルなところを仲間が見つけてくれたのです。



ベーゼンドルファーとはヨーロッパウィーンで製造されている高級ピアノです。




1828年創業。イグナーツ・ベーゼンドルファーさんが音楽の都ウィーンで始めたピアノ製造会社。

ウィーン学友協会に入居していて伝統的なヨーロッパのピアノ、一台一台手作業により一年以上かけて作られます。

最上位のフラッグシップモデルは290cmのボディを持つインペリアルと呼ばれるもので、鍵盤数を97鍵備えています。(通常88鍵盤)

今回のピアノは225cmのモデルですが、鍵盤数は92鍵。

低音側の弦が多く張られていて、それが他の音を弾いたときも共鳴して全体的に響きが豊かになるとのコンセプトです。

それだけの手間のかかっている楽器なのでもっと値段的な価値もあると思うのですが、インペリアルでも2千万ちょっとです。
もちろん私はそんな高価なもの買えませんが、ヴァイオリンの名器と比べれば値段の桁が違うので安いと思います。

材料や部品数はピアノのが桁違いに多いのに、、

それでもだんぜん高価なピアノですので経営的にはなかなか厳しいらしく(これまで製造されたピアノは5万台弱とヤマハの100分の1)2008年には日本のヤマハに買収されました。

http://boesendorfer.jp

http://www.boesendorfer.com




公共のホールにはコンサートグランドと言う長さ3メートル弱のグランドピアノがあるのですが大抵はヤマハ、カワイ、スタインウェイと言ったブランドが常備されてます。

今回のベーゼンドルファーがあるホールはあまりないのです。


普段あまり弾くことのないピアノと言うことで演奏者側からの新しい発見が多々ありました。

ベーゼンドルファーと言うピアノは私の印象は”鳴らない”と言うものですが、ほんとにヤマハやスタインウェイと比べて音が飛ぶ感覚が感じられません。

なにか力を入れて弾こうとすればするほど響かない、拒絶されるような感覚。

特にベートーヴェンはあの和音の響きがまったく活きてこない、倍音が出てこないので物足りなく感じるばかりでした。

ショパンやモーツァルトと言った単音での美しさが際立つ曲ではその能力がいかんなく発揮されていたかと思います。

イージーリスニング系のメロディが際立つものも、きれいにウィナートーンと呼ばれるベーゼンドルファー独特の音色が響いていました。


そして今回特に感じたのは、2時間経ってようやく楽器が鳴ってきたと言うことです。

それはベーゼンドルファーだけでなく他のブランドのピアノでも言えることなのですが、ある程度弾きこまないとその楽器の持つほんとうの音色は出てきません。

それまではほんとに寝ているかのようです。

弦からの振動が楽器の隅々まで伝わるのに時間がかかるのでしょうか。アコースティック楽器はまさに生き物ですね。



そんな気難しいベーゼンドルファーを鳴らすには、音をホールの端まで飛ばすにはどうすればよいのか?

今回私を含め参加したそれぞれが曲ごとに異なるタッチでピアノを弾いて、どうやら力をあまり入れずに響かせる弾きかたのがよく鳴る方向だと言うのをつかめました。

私が注目しているロシア奏法のような弾きかたであれば効果的に鳴らせそうです。



余談と言うか、一昔前のベーゼンドルファーの音色についての情報を聞く機会があったので参考までにシェアしたいです。
ある演奏家のかたが昔のベーゼンドルファーは今のものと違うとおっしゃってまして、何が違うかと言うと音色、タッチが異なると。


タッチは今よりもコントロールし難いものであったようで、なかなか思うように反応してくれなかったようです。

音色のほうは当時の音源を聴かせてもらえたのですが、その音色は今よりもダイナミクスがあると言うか、高音が華やかで中音はまさにベーゼンドルファー独特の音色これぞウィナートーンと言った感じ。低音は今と同じような深みを感じました。

全体的にパワーと言うかエネルギーを感じるもの。4、50年前のことになるかと思うのですが、ある時期から現代のような音色、タッチに変わったようです。

タッチが変わったと言うことはアクションが変わったと言うことで、それが音色にも変化を及ぼしたのでしょう。



現在は日本のヤマハの傘下にあるため、楽器自体今後どのようなものになっていくのか期待と心配が入り混じった気持ちでいます。

弾く曲がピアノによって選ばれてしまうのでなかなか受け入れられないピアノですが、個性あるピアノとして残っていって欲しいものです。

最後に横浜での楽器フェアで最新のベーゼンドルファーを指弾してきたときの動画です。演奏が素人で恥ずかしいかぎりですが・・ 最近のベーゼンの音色を確認できるかと思います。




  
<ご連絡>

お休みしていたメールマガジンを復刊させました。メールマガジンだけでの投稿やコンサート情報等発信していきますので登録してみてください。

携帯アドレスでも登録可能です。






















メルマガ購読・解除 ID: 254163

ピアノ調律師 おいちゃんの日記








   




バックナンバー powered by まぐまぐトップページへ






音楽 ブログランキングへ
♪------------------------------

ピアノ調律

サラピアノチューニングオフィス
www.sarapiano.com
-------------------------------♪